写真のExif情報を確認・削除
スマホで撮った写真には、撮影場所のGPS座標・撮影日時・カメラ機種名などが 目に見えない形で埋め込まれていることがあります。SNS投稿やフリマ出品の前に、 このツールでまとめて確認&削除できます。複数枚OK、画質劣化なし、端末内処理で外部送信なし。
技術的根拠(公式仕様)
- Exif規格(JEITA/CIPA策定・現行3.1): 画像メタデータ標準の公式仕様
- MDN FileReader API: ブラウザ内ファイル読込API(サーバー送信なし)
- 個人情報保護委員会・改正個人情報保護法: 位置情報を含む個人情報の取扱い基準
このツールの6つの特徴
複数枚まとめて処理
ドラッグ&ドロップで何枚でも一括削除
3モード選択削除
全部削除・GPSだけ・日時だけを使い分け
削除前にEXIF確認
GPS座標は地図リンク付きで内容把握
画質1ピクセル変化なし
セグメント削除のみで再圧縮なし
ZIP一括ダウンロード
2枚以上で1ファイルにまとめて保存
端末内処理・送信なし
写真は外に出ない・オフラインも動作
使い方(5ステップ)
- 削除モード(全部削除・GPSだけ・日時だけ)を選ぶ
- JPEG/PNG画像をドラッグまたはボタンから選択(複数OK)
- 表示されたEXIF内容を確認(GPS座標は地図リンクで場所確認)
- 「Exif情報を削除」ボタンをクリック
- 1枚ずつDLまたは2枚以上ならZIPで一括ダウンロード
削除モード別・残るデータと消えるデータ
| 情報 | 全部削除 | GPSだけ消す | 日時だけ消す |
|---|---|---|---|
| GPS座標(緯度経度) | 消える | 消える | 残る |
| 撮影日時 | 消える | 残る | 消える |
| カメラ機種名 | 消える | 残る | 残る |
| 撮影設定(ISO/絞り/SS) | 消える | 残る | 残る |
| 著者・編集ソフト名 | 消える | 残る | 残る |
| 画像本体(画素) | 残る | 残る | 残る |
出典: Exif 3.1規格(JEITA CP-3451E・CIPA DC-008)GPS IFDセクション
こんな場面で使われています
- ・自宅やよく行く場所で撮った写真をX・Instagram・TikTokに上げる前のGPS削除
- ・メルカリ・ヤフオク出品写真から撮影日時・GPS座標を削除して個人特定を防止
- ・個人ブログ・noteに挿入する写真からEXIF全削除
- ・LINE・Slack・メールで写真ファイルを直接送るときの位置情報除去
- ・現場写真・商品撮影画像の納品前に撮影日時だけ削除(カメラ情報は残す)
- ・マッチングアプリのプロフ写真・出会い系での自宅特定リスク回避
- ・賃貸物件・売買物件の内見写真をクラウドで共有する前のExif削除
- ・転売目的の出品禁止対策(撮影日時で複数アカウント同一人物判定を回避)
日本仕様のポイント
主要SNSの自動削除挙動(2026年6月時点): LINE・X(旧Twitter)・Instagram・TikTok・Facebookは投稿時に位置情報を自動削除。ただしダイレクトメール・DM添付・ストーリーズ素材のダウンロードでは元データが渡るケースあり。
フリマアプリの扱い: メルカリ・ヤフオク・PayPayフリマも出品時にGPS削除されますが、出品者→購入者のメッセージ機能で画像送信した場合は元データが渡るためここでの削除が安全です。
iPhone HEIC問題: 設定→カメラ→フォーマット→「互換性優先」でJPEG撮影に変更可能。既存HEICはメール添付すると自動JPEG化されます。
個人情報保護法との関係: GPS位置情報は単体では個人情報ではないものの、撮影者と紐付くと「容易に照合できる情報」に該当する可能性があります(個人情報保護委員会改正法 第2条1項)。事業者が顧客の写真を扱う場合は要注意。
GPS精度: スマホのEXIF GPS座標は10進数で6桁(1秒未満)の精度で記録され、地図上では約30m以内に特定されます。自宅特定には十分な精度です。
注意事項
このツールは入力された写真ファイルからExifメタデータを削除するだけで、画像の中身(写り込んだ 看板・人物の顔・ナンバープレートなど)は削除しません。視覚的に位置や個人を特定できる情報を 隠したい場合は画像にモザイクを併用してください。 削除した元ファイルは復元できません。重要な写真は処理前にバックアップを取ってください。 法的な個人情報の取扱いについては個別事案ごとに専門家へご相談ください。
よくある質問
Q. 削除すると画質は落ちますか?
落ちません。画像データ本体には一切手を付けず、付帯情報(Exif・コメントなど)の部分だけを取り除く方式なので、1ピクセルも変わりません。Photoshopなどで保存し直すと再圧縮で画質が下がりますが、このツールはセグメント単位での削除なので再圧縮そのものが発生しません。
Q. 「GPS位置情報は見つかりませんでした」なら安心ですか?
その写真にGPS座標は入っていません。なおLINE・X・Instagram・TikTokは投稿時に位置情報を自動で削除しますが、メール添付・Slack・ファイル共有・フリマアプリへの直接アップロードでは元データのまま渡るため、元ファイルを直接渡す場面では削除しておくのが安全です。
Q. 「GPS位置だけ消す」「撮影日時だけ消す」はどう動きますか?
「GPS位置だけ消す」を選ぶと、Exif内のGPS IFD(座標が入っている領域)とそのポインタタグだけを無効化し、撮影日時・カメラ機種・著者情報などは残します。「撮影日時だけ消す」では、DateTime / DateTimeOriginal / DateTimeDigitized の3つのタグを無効化します。
Q. 写真はサーバーにアップロードされますか?
一切されません。すべてブラウザ内で処理が完結します。通信は最初にこのページを表示するときだけで、写真ファイルはあなたの端末から外には出ません。オフライン状態でも動作します。
Q. iPhoneのHEIC写真には対応していますか?
現時点ではJPEG・PNGに対応しています。iPhoneの「設定→カメラ→フォーマット→互換性優先」に切り替えると、撮影時からJPEGで保存されるようになります。既に撮ったHEIC写真は共有時にメール添付などすると自動でJPEG変換されることが多いです。
Q. 一度に何枚まで処理できますか?
枚数制限はありません。ただしブラウザのメモリ上で処理するため、スマホで30〜50枚以上、PCで200枚以上を一度に処理すると端末のスペックによっては動きが重くなることがあります。ZIP一括DLは2枚以上で表示されます。
Q. 削除前のEXIF情報は誰にも見られていませんか?
見られていません。EXIF情報を読み取る処理もすべてブラウザ内で動いており、GPS座標もこのページ内でしか表示されません。「地図で見る」リンクをクリックしたときに初めて、その座標がGoogle マップに渡されます。
Q. 履歴はどこに保存されますか?
ブラウザ内のlocalStorage(端末内)に最近10件分のファイル名とサイズだけ保存しています。写真本体は保存していません。「履歴を消す」ボタンでいつでも削除できます。
Q. PNGにもGPS情報は入っていますか?
iPhoneのスクリーンショットなどPNG出力にはGPS座標は通常入りません。ただし最近のPNGはeXIfチャンク(PNG拡張仕様2017年版)でJPEG同様のExifを格納できる仕様があり、一部のカメラアプリが書き込みます。このツールはeXIfチャンクの削除にも対応しています。