徒歩・自転車の所要時間計算
道路距離から「徒歩何分」かを、不動産広告と同じ基準(1分=80m・切り上げ)で 計算します。歩行ペース3段階・自転車・物件比較・「徒歩◯分は何mか」の逆算・履歴10件保存つき。
一次情報で数値の出典を確認しています
- ・80m/分・1分未満切り上げ:不動産公正取引協議会連合会「表示規約施行規則 第9条(9)」(rftc.jp 公式PDF)
- ・道路距離・起点着点の明示:同 施行規則 第9条(7)(8)(マンションは建物の出入口を起点)
- ・自転車の所要時間:同 施行規則 第9条(11)「道路距離を明示して走行に通常要する時間を表示」
何を計算しますか?
※直線距離ではなく、地図アプリの経路で測った道路距離を入れてください。
不動産表示の基準(道路距離80m/分・端数切り上げ)なら
徒歩10分
計算式: 800m ÷ 80m/分 = 10.00分 → 切り上げ10分
歩行ペース別の目安
ゆっくり 60m/分
約13分
規約 80m/分
約10分
早歩き 100m/分
約8分
自転車 200〜250m/分(時速12〜15km)
約3.2〜4分
「徒歩1分=80m・1分未満切り上げ」は、不動産公正取引協議会連合会の 「不動産の表示に関する公正競争規約」施行規則第9条(9)で定められた基準です。 起点は物件の出入口、着点は施設の出入口(同条(7))が前提で、道路に沿って測った 距離が使われ、信号待ち・坂道・踏切は考慮されません。自転車の所要時間は同条(11)で 「道路距離を明示して走行に通常要する時間を表示」と定められていますが、 分速の公的基準はなく、本ツールは一般的な街乗り目安(時速12〜15km=200〜250m/分)を 使っています。実際の徒歩・自転車時間は道や信号で変動するため、参考値です。
使い方(3ステップ)
- 1. モードを選ぶ:「距離→所要時間」「徒歩◯分→距離」「物件A・Bを比較」の3つから。
- 2. 距離か分数を入力:単位はm・km切替可。地図アプリで測った道路距離(直線距離ではなく経路)を入れます。
- 3. 結果を確認・保存:不動産規約の表示と歩行ペース別の目安・自転車目安が同時に出ます。「履歴に保存」で ブラウザ内に10件まで残せます。
詳しい使い方のコツ
道路距離の測り方
Googleマップやヤフー地図の「経路」機能で、徒歩のルートを引いて表示される 距離がそのまま道路距離です。物件のチラシに「直線距離」と書かれている場合は、 徒歩分数を大きく見誤るので注意してください。
起点・着点はどこ?
規約上、マンション・アパートは建物の出入口、駅などの施設はその利用時間内に 常時使える出入口が起点・着点です。広告で「駅徒歩5分」と書いてある場合、 改札ではなく駅舎の出入口までの距離で計算されています。
団地・大規模物件の表示
団地(一団の宅地・建物)の場合、規約は「施設から最も近い区画」と「最も遠い区画」の 両方を表示するよう求めています(施行規則第9条(8))。広告で「徒歩5〜12分」のように 幅があるのは、これに従っているためです。
こんなときに便利
- ・部屋探しで「駅徒歩10分」が実際どのくらいの距離か知りたいとき(800m前後と分かる)
- ・チラシの「徒歩5分」が信号や坂を考慮していない数字だと理解したいとき
- ・候補物件A・Bを並べて、規約ベースの徒歩時間で比較したいとき
- ・自分の歩く速度(ゆっくり・早歩き)に置き換えて、現実的な所要時間を知りたいとき
- ・「自転車なら何分くらいか」を、街中の標準的なママチャリ速度で見積もりたいとき
- ・引っ越し後の通勤・通学ルートで、徒歩か自転車かを決めたいとき
用語ミニ解説
- 表示規約(不動産)
- 正式名称は「不動産の表示に関する公正競争規約」。景品表示法に基づいて、 不動産公正取引協議会連合会が定める広告ルール集です。
- 道路距離
- 直線で測った距離(直線距離)ではなく、実際に人が歩く道路に沿って測った距離。 不動産広告での徒歩分数は必ずこちらを使います。
- 1分未満切り上げ
- 端数を切り上げて分単位で表示するルール。81m〜160mは「徒歩2分」、 161m〜240mは「徒歩3分」と表示されます。
- 起点・着点
- 出発地と到着地の地点のこと。規約では「物件の出入口」「施設の出入口」と 明確に決まっていて、誰が測っても同じ数字になるよう統一されています。
- 団地
- 規約上は「一団の宅地又は建物」を指し、戸建て分譲地・大規模マンション・賃貸団地など 複数戸を一括で扱う物件です。最近の区画と最遠の区画両方を表示する義務があります。
使う前に知っておきたい注意点
- ・本ツールは公正競争規約の80m/分基準で計算しますが、実際の所要時間は 信号待ち・坂道・踏切・歩道橋・体力により増減します。
- ・距離は道路距離(経路距離)で入力してください。直線距離を入れると、 実際より短い分数が表示されます。
- ・自転車の分速(200〜250m/分)は公的な基準ではなく、一般的な街乗り目安です。 電動アシスト車・ロードバイク・坂道で大きく変わります。
- ・本ツールは個人の住まい選び・通勤検討の目安としての利用を想定しています。 不動産広告の作成・確認に使う場合は、必ず原規約・施行規則の最新版を参照してください。
- ・表示規約は2022年9月1日に大幅改正され、自転車所要時間の表示ルールが新設されました。 旧チラシの表記とは異なる場合があります。
- ・規約はあくまで広告表示のルールで、不動産取引の安全性や物件の良し悪しを 保証するものではありません。
- ・計算は端末内(あなたのブラウザ)で完結し、入力した距離・物件名は外部に送信されません。
- ・履歴はブラウザのlocalStorageに保存されます。プライベートブラウズや別端末では 引き継がれません。
よくある質問
Q1. 「徒歩1分=80m」は誰が決めた基準ですか?
A. 不動産公正取引協議会連合会の「不動産の表示に関する公正競争規約」 施行規則第9条(9)で定められた基準です。景品表示法に基づくルールで、 加盟事業者は全国でこの基準に従って徒歩分数を表示する義務があります。
Q2. 実際に歩くと表示より時間がかかるのはなぜ?
A. 規約の計算には信号待ち・坂道・踏切・歩道橋・乗り換え時間が含まれていません。 また分速80mはやや速めの歩行ペース(時速約4.8km)なので、荷物が多いとき・ ゆっくり歩く方は2〜3割増しで見ておくと現実に近くなります。
Q3. 自転車の「分速200〜250m」はどこから来た数字ですか?
A. 時速12〜15kmに相当する、街中をママチャリで走るときの一般的な目安です。 徒歩と違って公的な基準はなく、規約も「道路距離を明示して走行に通常要する時間を 表示すること」(施行規則第9条(11))と定めるだけです。電動アシストやロードバイクは これより速くなります。
Q4. 「徒歩5分」と書かれた物件、実際は何mまで?
A. 5分×80m = 400mが上限です。1分未満切り上げなので、321m〜400mの範囲なら 「徒歩5分」と表示できます。本ツールの「徒歩◯分→距離」モードで具体的な範囲を 確認できます。
Q5. 直線距離と道路距離で結果はどう変わりますか?
A. 街並みによりますが、道路距離は直線距離の1.2〜1.5倍になることが多いです。 ジオコーディングサービスの直線距離で計算すると、実際より2〜4割短い徒歩分数が 出てしまうため、必ず地図アプリの「経路」で測った数値を入力してください。
Q6. なぜ起点が「建物の出入口」なのですか?
A. マンションの場合、エントランスから部屋までの移動時間や、エレベーター待ちは 個別に変動するため、規約は誰が測っても同じになる「建物の出入口」を基準にしています。 実際の生活では、高層階の場合プラス2〜3分が現実です。
Q7. 大規模団地で「徒歩5〜15分」と幅があるのはなぜ?
A. 規約は団地について「最も近い区画」と「最も遠い区画」の両方を表示する義務を 定めています(施行規則第9条(8))。広告での幅は、団地内のどの棟・どの区画かによって 徒歩時間が変わるためで、内見前に「自分の対象区画はどちら寄りか」を確認するのが大切です。
Q8. バス便の物件は徒歩何分で計算する?
A. 規約上は「物件から最寄バス停までの徒歩所要時間」と「バス停から最寄駅までの バス所要時間」を別々に表示します(施行規則第9条(3))。本ツールは徒歩・自転車を 扱うので、バス時間は乗換案内アプリで補ってください。
Q9. 入力した距離や物件名は外部に送られますか?
A. すべてあなたのブラウザ内で計算されます。サーバーに距離・物件名・履歴は 送信されません。履歴はlocalStorageに保存されるため、同じブラウザでなら 次回も表示されます。