ピクセル⇔cm換算(DPI)
「この画像、印刷すると何cm?」「A4印刷には何ピクセル必要?」を一発で換算します。 DPI(解像度)を選んで、pxかcmのどちらかを入れるだけです。
一次情報で裏取り済みの計算式
- ・CSS Values Level 4(W3C Working Draft)§6.2 Absolute Lengths:cm, mm, Q, in, pt, pc, pxの絶対長単位を定義(drafts.csswg.org)
- ・MDN Web Docs / length「低解像度の端末では、px は物理参照ピクセル。1in は 96px と定義され、72pt と等しい」
- ・Adobe Photoshop ヘルプ「画像サイズと解像度」(2025-12-02 更新)「解像度:印刷品質での 1 インチあたりのピクセル数(ppi)」
本ツールは1in=2.54cm、1in=96pxの定数を採用。DPI×2.54でcm換算します。
画面用は72〜96dpi、家庭用プリンタは150〜300dpi、印刷所への入稿は300〜350dpiが目安です。
よく使う用紙サイズの必要ピクセル数
| 用紙 | サイズ | 300dpi | 350dpi |
|---|---|---|---|
| A4 | 210×297mm | 2480×3508px | 2894×4093px |
| A5 | 148×210mm | 1748×2480px | 2039×2894px |
| B5 | 182×257mm | 2150×3035px | 2508×3541px |
| はがき | 100×148mm | 1181×1748px | 1378×2039px |
| L判写真 | 89×127mm | 1051×1500px | 1226×1750px |
| 名刺 | 91×55mm | 1075×650px | 1254×758px |
このツールでできること
7段階のDPI切替
72/96/150/200/300/350/600dpi。Web・家庭用プリンタ・印刷所入稿・大判ポスターまで網羅。
px⇔cm双方向
どちらに入力しても自動で反対側を計算。mm/インチ表示も同時に出力します。
用紙サイズ早見表
A4/A5/B5/はがき/L判写真/名刺の300dpi・350dpi必要pxを一覧表示。
全文ブラウザ完結
計算はすべて端末内で実行。入力値はサーバーに送信されず、ログインも不要です。
使い方(3ステップ)
- ① DPIを選ぶ:用途に応じて72〜600dpiから選びます。印刷所への入稿は300〜350dpiが目安です。
- ② 片方の数値を入力:手元にある値(px もしくは cm)の方に入力します。最後に触った側を基準にもう片方が計算されます。
- ③ 結果を確認:「○○px = ○○cm」の表示と、mm・インチ換算が同時に出ます。用紙サイズ表で目標サイズの必要pxも確認できます。
DPI選びの実務目安
| 用途 | 推奨DPI | 補足 |
|---|---|---|
| Web・SNS | 72〜96dpi | CSS仕様(1in=96px)に合わせる |
| 家庭用プリンタ(普通紙) | 150〜200dpi | 文字主体の資料・回覧物に |
| 家庭用プリンタ(写真用紙) | 300dpi | Epson・Canonの推奨値 |
| 印刷所入稿(チラシ・名刺) | 350dpi | 業界標準・オフセット印刷 |
| 大判ポスター(A2以上) | 150〜200dpi | 鑑賞距離が遠いため低くてOK |
| コンビニネットプリント | 300dpi | セブン・ローソン共通 |
| 写真プリント(L判) | 300dpi | DPE店・写真館の標準 |
| 高精細印刷(写真集) | 600dpi | 細密な階調再現が必要なとき |
こんな場面で
入稿前の解像度チェック
印刷所からの「350dpiでA4サイズ」指定を、必要px(2894×4093)に変換して画像サイズが足りるか即確認。
スマホ写真の印刷可否
手持ち写真の縦横pxから、L判・はがき・A4でぼやけずに印刷できる最大サイズを逆算。
Webデザインの実寸換算
CSSの750pxバナーがスマホで何cmで表示されるかをDPI 96で換算(750÷96×2.54≒19.8cm)。
名刺・ハガキの自作
名刺91×55mmを350dpiで作るなら1252×757px。自作データのキャンバスサイズ決めに。
スキャンデータの実物サイズ
スキャナで取り込んだ画像pxとスキャン解像度(dpi)から実物の用紙サイズを推定。
フォトブック・写真集の事前確認
ましかく・スクエア・A5サイズなどフォトブック用紙ごとの必要pxを早見で把握。
日本仕様の用紙寸法(JIS)
日本でよく使う用紙はISO 216(A判・B判)とJIS S 5502(はがき)に基づきます。
| 用紙 | 寸法(mm) | 300dpi(px) | 350dpi(px) |
|---|---|---|---|
| A3 | 297×420 | 3508×4961 | 4093×5787 |
| A4 | 210×297 | 2480×3508 | 2894×4093 |
| A5 | 148×210 | 1748×2480 | 2039×2894 |
| B4 | 257×364 | 3035×4299 | 3540×5016 |
| B5 | 182×257 | 2150×3035 | 2508×3540 |
| はがき | 100×148 | 1181×1748 | 1378×2039 |
| L判写真 | 89×127 | 1051×1500 | 1226×1750 |
| 2L判 | 127×178 | 1500×2102 | 1750×2453 |
| 名刺 | 91×55 | 1075×650 | 1254×758 |
※ 印刷所入稿時は塗り足し(一般に上下左右各3mm)が必要になるため、実データはこれより少し大きくします。
使うときの注意
- ・換算値は理論値です。実印刷の見た目はプリンタ・用紙・インクで変わります。
- ・小さい画像をDPI値だけ上げても画質は上がりません(リサンプリングの仕様)。
- ・ベクター画像(SVG・AI)は元々dpi非依存。本ツールはラスター画像向けです。
- ・印刷所ごとに塗り足し(3〜5mm)や安全エリアの基準が異なります。入稿規定を必ず確認してください。
- ・色は別管理(CMYK・RGB・カラープロファイル)です。本ツールは寸法のみ扱います。
よくある質問
Q. DPIとPPIは何が違いますか?
A. DPI(dots per inch)は印刷の出力解像度、PPI(pixels per inch)は画像の画素密度を指す厳密には別概念ですが、印刷品質を語る文脈ではほぼ同じ意味で使われます。Adobe Photoshopヘルプも「印刷品質での1インチあたりのピクセル数(ppi)」と説明しており、本ツールでは「DPI」に統一しています。
Q. 計算式を教えてください。
A. cm=px÷DPI×2.54、px=cm÷2.54×DPI。1インチ=2.54cmなのでDPIをこの比率で変換します。例:3508pxを300dpiで印刷→3508÷300×2.54≒29.7cm(A4縦と同じ)。
Q. 印刷用は何dpiが目安ですか?
A. 画面表示は72〜96dpi、家庭用インクジェットは150〜300dpi、印刷所への入稿は300〜350dpiが標準目安です。新聞は170dpi程度でも実用、コンビニのネットプリントは300dpi推奨です。
Q. Webの1pxと印刷の1pxは同じですか?
A. CSSの仕様(W3C css-values-4 §6.2 Absolute Lengths)では1in=96px=72ptと固定されています。これは「参照ピクセル」と呼ばれ、低解像度デバイスでの基準値です。実機の物理ピクセルとは別概念で、Retinaなど高解像度端末ではOS側がスケーリングしています。
Q. A4を300dpiで印刷するのに必要なpxは?
A. A4は210×297mm。300dpiなら2480×3508px、350dpiなら2894×4093pxが目安です。本ツールの用紙サイズ表で他サイズも確認できます。
Q. 画像が小さくて印刷でぼやけました。
A. 元画像のpx数が必要解像度を下回ると印刷でぼやけます。引き伸ばしは劣化するので、印刷サイズを小さくする・元データを高解像度で撮り直すのが基本です。スマホ標準カメラなら12MP(4000×3000px相当)でA4印刷が300dpiで余裕です。
Q. L判写真には何pxあれば足りますか?
A. L判は89×127mm。300dpiなら1051×1500px(約158万px≒1.6MP)。スマホ写真ならどんな機種でも余裕で印刷できます。
Q. 送信なしで処理されますか?
A. 計算はすべて端末内のJavaScriptで行われ、入力値や結果はサーバーへ送信されません。Cookieやログインも不要です。
Q. 印刷会社の入稿規定にppiと書いてあります。
A. ppi=dpiと読み替えてOKです。350ppi指定なら本ツールで350dpiを選んでください。実画像のppi値はPhotoshopやAdobe Bridgeの「画像サイズ」ダイアログで確認できます。
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- → A4・はがき・L判・名刺の必要ピクセル数早見表
ISO 216のA判B判・JIS S 5502のはがき・写真用紙までの必要pxを300/350dpi別に一覧化。
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