画像をグリッド分割
1枚の画像を3×3(9分割)や3×1(パノラマ)などのグリッドに均等分割し、 ZIPでまとめて保存できる無料ツール。Instagram投稿用の画像づくりにどうぞ。
出典・一次情報(公式仕様準拠)
- WHATWG HTML Living Standard 4.12.5.1.15「Drawing images」(html.spec.whatwg.org/canvas)— drawImage 9引数版(sx,sy,sw,sh,dx,dy,dw,dh)の正式仕様
- MDN Web Docs「CanvasRenderingContext2D.drawImage()」日本語版(MDN drawImage)— ソース矩形→出力矩形コピーの仕様解説
- ImageMagick 7 公式コマンドラインオプション「-crop」(imagemagick.org/-crop)— WxH+X+Y形式・タイル分割・+repage仕様
- MDN Web Docs「Canvas API チュートリアル / 画像の使用」(MDN Using images)— Canvas画像描画のチュートリアル
このツールの特徴
- ・縦×横の分割数を自由に指定(3×3、3×1、2×2、5×5など)
- ・中央の正方形トリミングON/OFFを1クリックで切替
- ・WHATWG Canvas drawImage 9引数版で原画像から正確に矩形コピー
- ・ZIP内に「読んでください.txt」を同梱し、Instagram投稿順を明記
- ・JPEG品質92%・元解像度のまま等分(端数は右下のみ最大で割り切れない分px切り捨て)
- ・画像は端末内(ブラウザ内JavaScript)のみで処理、外部送信なし
- ・登録不要・無料・ファイルサイズと解像度の上限なし
使い方(5ステップ)
- ① 「画像を選択」ボタンから分割したい画像を1枚選ぶ
- ② 縦・横の分割数を入力(インスタ9分割なら縦3・横3)
- ③ Instagramのグリッドに合わせるなら「中央の正方形に切り抜く」ON
- ④ 「分割してZIPを作る」ボタンでZIPファイルを生成・自動ダウンロード
- ⑤ ZIP内の「読んでください.txt」を見て、番号の大きい順(右下→左上)に投稿
詳細手順とコツ
分割数の決め方
Instagramのプロフィールフィードは横3列に並ぶため、グリッド演出の基本は横3列です。 縦3行(合計9枚)が定番ですが、6枚・12枚・15枚と縦行を増やすほど大きな1枚絵に見えます。 パノラマ風の連続投稿なら横3分割・縦1行で、見開きを横スワイプで見せられます。
元画像の最適サイズ
Instagramの正方形は1080×1080px(1:1)が推奨。3×3分割なら元画像は3240×3240px以上が理想。 パノラマ3分割なら3240×1080px(合成後1.91:1相当)が目安。 縦長4:5(1080×1350)を3×3で並べたい場合は元画像3240×4050pxです。 解像度が足りないと粗く見えるので、必ず最終タイルが1080px以上になるよう元画像を準備します。
JPEG品質92%の意味
Canvas API の toBlob/toDataURL は0〜1の小数で品質を指定します。 本ツールは0.92(92%)で固定。 90%以上は人間の目で元画像との差が分からないとされる「視覚的可逆」域の一般的な下限で、ファイル容量と画質のバランスが取れます。 Instagramは投稿時に再度サーバー側で圧縮するため、最初から極端に低品質にする必要はありません。
drawImage 9引数版の動き
本ツールはWHATWG HTML Spec 4.12.5.1.15で規定されたdrawImage(image, sx, sy, sw, sh, dx, dy, dw, dh)を使用します。 元画像のうち(sx, sy)から幅sw・高さshの矩形を、出力Canvasの(dx, dy)に幅dw・高さdhで描画します。 各タイルごとに sx・sy をシフトしながら呼び出すことで、画素レベルで正確な等分が可能。 画像処理の中間バッファを使わないため、メモリ消費もタイル1枚分で済みます。
こんなときに便利
- ・Instagramのプロフィールグリッドを9枚で1枚の大きな写真に見せたいとき
- ・横長のパノラマ写真を3分割して、スワイプで見られる連続投稿にしたいとき
- ・カフェ・サロン・美容室の店舗写真をフィードトップで「ブランド名 ロゴ」風に見せたいとき
- ・新商品の告知画像をグリッド3枚で「ティザー → 公開 → CTA」3段階に分けたいとき
- ・大きなイラスト・写真をタイル状に切り分けて、A0ポスター→A4タイル印刷したいとき
- ・Webサイトのヒーロー画像をCSSスプライト用に均等分割したいとき
- ・プレゼン資料の1枚画像をスライド表紙の連続背景として分割使用したいとき
日本のSNS事情とInstagramフィード仕様
日本のZ世代〜ミレニアル世代でInstagramはX(旧Twitter)と並ぶ主要SNSで、特に飲食店・美容・アパレル業界はプロフィールフィードの「見え方」がブランド印象を左右します。 フィードのサムネイルは横3列で並び、表示比率は正方形(1:1)。 投稿自体は正方形以外に縦長4:5(1080×1350)や横長1.91:1(1080×566)も可能ですが、プロフィールで一覧表示される際はすべて正方形に中央クロップされます。
つまりグリッド演出を狙うなら、本ツールで「中央の正方形に切り抜く」をONにして分割するのが基本。 リール(縦長動画)や横長パノラマを混在させる場合も、最初の1枚目は正方形に揃えるとフィード全体が崩れません。 国内のグリッド演出事例として、ユニクロ・無印良品・タリーズコーヒー等のブランドアカウントが、季節キャンペーンで9枚〜18枚のグリッド演出を実施しています。
免責・注意事項
- 本ツールはInstagram公式とは関係ありません。Instagram側の仕様変更(フィード表示比率・推奨サイズ)には常に最新の公式ヘルプをご確認ください。
- 画像処理はブラウザ内で完結し、外部送信はしませんが、端末を共有している場合はダウンロードしたZIPの取り扱いにご注意ください。
- JPEG品質92%・元解像度等分のため、元画像が極端に低解像度の場合はタイルがぼやけます。
- WebP・GIFアニメは静止画として読み込まれ、アニメーションは保持されません。
- 分割数が極端に多い場合(10×10など)、端末のメモリ・処理時間にご注意ください。
よくある質問
Q1. インスタの9分割グリッド投稿はどの順番で投稿すればいいですか?
A. Instagramは新しい投稿ほどプロフィールの左上に表示されます。3×3で番号がA1〜C3(左上→右下)の場合、最後に投稿するのがA1(左上)になるよう、C3(右下)→C2→C1→B3→B2→B1→A3→A2→A1の順で投稿します。本ツールはZIP内に「読んでください.txt」を同梱し、投稿順を明記しています。
Q2. 「中央の正方形に切り抜く」とは何ですか?
A. 元画像の中央部分を正方形(最も短い辺の長さに合わせる)でトリミングしてから分割するオプションです。Instagramのフィードグリッドは正方形(1080×1080・1:1)で表示されるため、横長・縦長の元画像を9分割で揃えたいときに使います。チェックを外すと、元画像の縦横比のまま指定数で等分します。
Q3. 分割した画像の画質や解像度はどうなりますか?
A. 元画像の解像度のまま等分し、JPEG(品質92%)でエンコードします。例えば3000×3000pxの画像を3×3分割すると、各タイルは1000×1000pxになります。割り切れない端数のピクセルが出る場合、右端・下端のタイルがわずかに切り捨てられます(最大で割り切れない分の数px)。
Q4. Instagramのパノラマ投稿(横スワイプ)はどう作りますか?
A. 横長画像を3×1の3分割で出力します。Instagram正方形(1080×1080)×3枚なら元画像は3240×1080px、縦長4:5(1080×1350)×3枚なら3240×1350pxが目安。本ツールで「中央の正方形に切り抜く」を外し、横分割数3・縦分割数1で生成すれば、横スワイプで連続して見えるパノラマ投稿が作れます。
Q5. 画像はサーバーにアップロードされますか?
A. いいえ。画像処理はすべてブラウザ内のJavaScript(HTML Living StandardのCanvas API、drawImage 9引数版)で完結します。元画像も分割後の画像も外部サーバーに送信されません。社内資料・商品画像・人物写真などプライバシーや機密性のある画像でも安全に使えます。
Q6. WebP・PNG・HEIC形式は分割できますか?
A. ブラウザがCanvas APIで読み込める形式(JPEG・PNG・WebP・GIF・SVGなど)は分割できます。HEIC(iPhone標準のHigh Efficiency Image Container)はSafari以外では非対応のブラウザが多いため、事前にJPEGに変換してから分割するのが確実です。出力形式は一律JPEG品質92%です。