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アルコールの分解時間の目安

飲んだお酒の種類と量、体重を入れるだけで、純アルコール量(g)と分解にかかる時間の目安がわかります。

📚 一次情報の出典(2026年6月確認)

飲んだ量(杯数・本数)

分解にかかる時間の目安

2時間20分

純アルコール量 約14g

分解速度は「体重1kgあたり1時間に約0.1g」という一般的な目安(厚生労働省の啓発資料と同じ式)で計算しています。 実際の分解速度は体質・性別・年齢・体調によって大きく異なり、同じ人でも日によって変わります。 この結果は運転してよいかどうかの判断には使えません。お酒を飲んだら、時間にかかわらず運転はしないでください。

このツールの特徴

使い方

  1. 体重を入力します(30〜200kg)。空欄や範囲外はエラーメッセージが出ます。
  2. お酒の種類ごとに「何本」「何杯」飲んだかの数を入力します。0のままなら計算対象外。
  3. 純アルコール量(g)と分解にかかるおおよその時間が自動表示されます。
  4. 20gを超えていれば黄色の注意、運転可否は時間にかかわらず「ダメ」が原則です。

計算ロジックの中身

純アルコール量(g) = 量(ml) × 度数(%) ÷ 100 × 0.8(アルコールの比重)

ビール500ml(5%)なら 500 × 5 ÷ 100 × 0.8 = 20g。チューハイ350ml(7%)なら 350 × 7 ÷ 100 × 0.8 ≒ 19.6g。日本酒1合180ml(15%)なら約21.6g。ワイングラス120ml(12%)なら約11.5g。同じ「1杯」でも純アルコール量は倍以上違うことが、このツールではっきり見えます。

分解にかかる時間(h) = 純アルコール総量(g) ÷(体重(kg) × 0.1)

体重1kgあたり1時間に約0.1g分解、というのは厚生労働省の啓発資料でも採用されている目安値です。体重60kgの人なら1時間に6g、純アルコール20gなら約3時間20分かかる計算。これは「あくまで平均的な目安」で、ALDH2活性が弱い人・肝機能が落ちている人・空腹時はもっと時間がかかります。

こんなときに便利

日本特有の事情

日本人の約4割は、アセトアルデヒドを分解する酵素ALDH2の活性が弱い体質と言われています。これは遺伝子型で決まり、トレーニングや慣れで変えられません。顔が赤くなる「フラッシング反応」が出る人はALDH2活性低下型で、同じ量を飲んでも血中のアセトアルデヒド濃度が高くなり、頭痛・動悸・吐き気が出やすく、長期的には食道がんなどのリスクも上がります。

日本の飲酒運転規制は世界的にも厳しい部類で、呼気1L中0.15mgで酒気帯び(諸外国の多くは0.5mg/Lの血中アルコール換算でより緩い)。さらに同乗者・車両提供者・酒類提供者にも罰則がある「三罰規定」が特徴です。令和7年中の飲酒運転死亡事故は125件、死亡事故率は飲酒なしの約6.9倍と警察庁が公表しています。

⚠ 重要な免責事項

このツールの結果は運転可否の判断に絶対に使えません。アルコールの分解速度は体質・性別・年齢・体調・空腹/満腹・服薬で大きく変わり、平均値の計算では予測できません。お酒を飲んだら、時間経過にかかわらず運転しないでください。翌朝もアルコールが残っていれば酒気帯び運転で検挙されます。

妊娠中・授乳中の方、未成年(20歳未満)、運転前後、医師から飲酒を止められている方は、量にかかわらず飲酒しないでください。

計算結果は健康診断結果や医師の指導の代わりにはなりません。飲酒量や肝機能に不安がある方は医療機関にご相談ください。

よくある質問

Q. 表示された時間が経てば運転してもいいですか?

A. いいえ、運転可否の判断には絶対に使えません。アルコールの分解速度は体質・性別・年齢・その日の体調・空腹/満腹で大きく変わり、計算上ゼロでも体に残っていることがあります。警察庁は飲酒運転の死亡事故率を飲酒なしの約6.9倍と公表しており、お酒を飲んだ日は時間経過にかかわらず運転しない、翌朝も違和感があれば運転しない、が唯一の正解です。

Q. 純アルコール量とは何で、適量はどれくらいですか?

A. 純アルコール量(g)は「量(ml)×度数(%)÷100×0.8(アルコールの比重)」で計算する、お酒の種類を問わず比較できる指標です。厚生労働省「健康日本21(第三次)」は節度ある適度な飲酒の目安を純アルコール約20g/日としており、生活習慣病リスクが高まる量を男性40g/日以上・女性20g/日以上と示しています。ビール500ml(5%)で約20g、チューハイ350ml(7%)で約20gが目安です。

Q. 酒気帯びと酒酔いはどう違いますか?

A. 酒気帯び運転は呼気1Lあたり0.15mg以上が基準で、0.15〜0.25mgで違反点数13点・免許停止90日、0.25mg以上で25点・取消2年・拘禁刑3年以下または50万円以下の罰金です。酒酔い運転はアルコール濃度ではなく「正常運転ができない状態」で判定され、35点・取消3年・拘禁刑5年以下または100万円以下の罰金。さらに車両提供者・酒類提供者・同乗者にも罰則があります。

Q. お酒に強い人は分解も速いのですか?

A. 別物です。お酒に強い(酔いにくい)人は酔いの自覚が出にくいだけで、アルコール脱水素酵素(ADH)・アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)による分解速度は遺伝子型でほぼ決まり、トレーニングで速くはなりません。むしろ自覚がないまま体内にアルコールが残るため、飲みすぎや飲酒運転のリスクは高くなります。日本人の約4割はALDH2が弱い体質と言われています。

Q. サウナや運動、水、コーヒー、ウコンで分解は速くなりますか?

A. ほぼ変わりません。アルコールの90%以上は肝臓の酵素で代謝されるため、汗・尿・呼気からの排出はごくわずかです。サウナや激しい運動はむしろ脱水を進めて体調を悪化させるリスクがあります。水・スポーツドリンクは脱水と二日酔いの予防には有効ですが、分解時間そのものは短くなりません。ウコンや市販の二日酔い対策品も分解速度を上げるエビデンスは限定的です。

Q. 同じ量を飲んでも女性のほうが酔いやすいのは本当ですか?

A. 本当です。女性は男性より体内の水分量比率が低く、同じ純アルコール量でも血中濃度が高くなりやすいことが知られています。さらに女性ホルモンの影響でアルコール代謝が遅くなる時期があり、肝障害が短い飲酒歴・少ない量で起きる傾向があります。厚生労働省も生活習慣病リスクの目安を女性は男性の半分(純アルコール20g/日以上)に設定しています。

Q. 晩酌の習慣化は問題ですか?休肝日はどれくらい必要ですか?

A. 純アルコール量で1日20gを超える日が続くと、肝機能・血圧・脂質・睡眠の質に影響が出やすくなります。厚生労働省は連続飲酒を避け、週2日以上の休肝日を推奨しています。1週間の合計(純アルコール量×日数)で「飲みすぎていないか」をチェックする習慣を持ち、健康診断のγ-GTP・AST・ALTの推移と合わせて見るのがおすすめです。

Q. 二日酔いを早く治す方法はありますか?

A. 確実な特効薬はなく、対症療法が中心です。水分(経口補水液やスポーツドリンク)と電解質の補給、糖分の摂取、軽い食事、十分な睡眠で回復を待ちます。コーヒー・栄養ドリンクで一時的にすっきりしても、血中のアルコールやアセトアルデヒドが消えているわけではありません。二日酔いの朝に運転すれば酒気帯びで検挙される事例は毎年発生しています。

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