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ビール1本・チューハイ1缶の純アルコール量と適量20gの考え方

「20g/日」を具体的なお酒の本数に翻訳して、自分の飲酒量を見える化する。

なぜ「mlや杯数」ではなく「g」で考えるのか

ビール500ml、日本酒1合、ワイングラス1杯、ウイスキーダブル1杯――どれが一番「飲んだ量」が多いか、すぐ答えられますか?お酒は度数と容量がバラバラなので、ml や 杯数 で比べても直感は当てになりません。種類を超えて比較する唯一の物差しが「純アルコール量(g)」で、厚生労働省の「健康日本21(第三次)」もこの単位で適量を示しています。

純アルコール量の計算式

純アルコール量(g) = 量(ml) × 度数(%) ÷ 100 × 0.8(アルコールの比重)

ビール500ml(5%)= 500 × 5 ÷ 100 × 0.8 = 20g。日本酒1合180ml(15%)= 180 × 15 ÷ 100 × 0.8 ≒ 21.6g。ワイン120ml(12%)= 120 × 12 ÷ 100 × 0.8 ≒ 11.5g。「ビール1本 ≒ 日本酒1合」と昔から言われる根拠がこれです。

お酒の種類別 純アルコール量早見表

お酒容量度数純アルコール量
ビール(ロング缶)500ml5%20g
ビール(350ml缶)350ml5%14g
チューハイ(標準)350ml7%約19.6g
ストロング系チューハイ500ml9%36g
日本酒1合 180ml15%約21.6g
焼酎(水割り1杯)100ml25%20g
ワイン(グラス)120ml12%約11.5g
ワインボトル750ml12%72g
ウイスキー(シングル)30ml43%約10.3g
ウイスキー(ダブル)60ml43%約20.6g
ハイボール350ml7%約19.6g

ストロング系チューハイ500ml1本で1日の節度ある適度な飲酒の目安(20g)を大幅に超えることが、表ではっきり見えます。

厚生労働省が示す3つのライン

ライン純アルコール/日具体例
節度ある適度な飲酒約20gビール500ml1本 / 日本酒1合 / ワイン2杯
生活習慣病リスク上昇(男性)40g以上ビール500ml2本 / 日本酒2合
生活習慣病リスク上昇(女性)20g以上ビール500ml1本 / 日本酒1合

女性は男性より体内水分量が少なく、同じ純アルコール量でも血中濃度が高くなるため、リスク上昇の境界が半分に設定されています。

1日ではなく「週単位」で見る

毎日20g以下に収めるのが理想ですが、現実には飲み会・週末で増減します。1週間の合計(純アルコール量×日数)で管理し、休肝日(週2日以上)を入れて平均を抑えるのが現実解です。毎日ストロング系500ml1本(36g)を飲んでいると週252g。これは生活習慣病リスク上昇ラインを大幅に超えます。

分解時間の目安ツールで1日の量を入力する習慣をつけ、健康診断のγ-GTPやAST/ALTの推移と紐付けて見ると、減酒のモチベーションが続きます。

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