ローマ字変換(ヘボン式)
ひらがな・カタカナをそのまま外務省パスポート申請用のヘボン式ローマ字に変換します。 撥音「ん」のM表記・促音の子音重ね・長音省略など、特殊ルールを自動で適用。
パスポート式の主なルール(自動で適用されます)
- ・「ん」はB・M・Pの前ではM(例: なんば → NAMBA)
- ・小さい「っ」は次の子音を重ねる(例: ほった → HOTTA、はっちょう → HATCHO)
- ・伸ばす音は省略(例: さいとう → SAITO、おおの → ONO)
※ 「おう」「おお」の長音は、希望すればOH表記(例: SAITOH)も選べます(パスポート申請時に選択。一度選ぶと原則変更できません)。
このツールでわかること
- パスポート申請用のヘボン式綴り:外務省綴方表の最新版に準拠
- 撥音「ん」のM/N自動判定:B・M・Pの前だけMに切り替わる
- 促音「っ」の子音重ね:HATTORI/HATCHO のように T を補完
- 長音O・Uの省略:KOTA・YOKO・ONO・ITO の形式で出力
- 「ヴ」はB表記:VA/VI 等は使用不可なのでBに統一
使い方(5ステップ)
- 戸籍のフリガナを入力:ひらがな・カタカナどちらでもOK
- 自動変換を確認:拗音・濁音・半濁音まで一括で変換される
- 「ん」がM/Nを確認:難波→NAMBA/神田→KANDA
- 長音が省略されているか確認:伊藤→ITO/洋子→YOKO
- 申請書に転記:パスポくん入力欄・名刺・国際運転免許に貼り付け
ヘボン式の特殊ルール(外務省綴方表)
- 撥音 B・M・P の前は M:難波 NAMBA/本間 HOMMA/三瓶 SAMPEI
- 促音は子音重ね:服部 HATTORI/吉川 KIKKAWA
- 促音 + CHI/CHA/CHU/CHO は T で補う:発地 HOTCHI/八丁 HATCHO
- 長音 OU・OO・UU は省略:幸太 KOTA/洋子 YOKO/大野 ONO/優子 YUKO
- 末尾「オオ」がフリガナ「オ」のときは OO:妹尾 SENOO/高藤 TAKATOO
- 末尾「オウ」がフリガナ「ウ」のときも OU は書かない:伊藤 ITO/高藤 TAKATO
- 「ヴ」は B 表記が原則:ヴィヴィアン BUIBUIAN または BIBIAN
- 「ジ」「ヂ」はどちらも JI:「ズ」「ヅ」はどちらも ZU
外務省は VA/VI/VU/VE/VO の表記を「使用不可」と明記しています。本ツールはこの公式ルールを自動適用するため、出力をそのまま転記してOKです。
こんなときに便利
- 初めてのパスポート申請:戸籍フリガナをそのままヘボン式へ
- 国際運転免許の発給:警察署窓口の英文記載に必要
- クレジットカード・銀行口座のローマ字名:航空券と同じ綴りで予約
- 海外送金・SWIFT・PayPalの受取人欄:パスポート綴りと一致させる
- 名刺の英語表記・LinkedIn・国際カンファレンス:海外で正しく読まれる綴り
日本仕様のポイント
- 外務省=ヘボン式が原則:戸籍に記載されている氏名をヘボン式で旅券に表記
- 文化庁=令和7年12月22日改定告示:旧『ローマ字のつづり方』は同日廃止、新告示が施行
- 姓・名の順は ICAO 規則:YAMADA HANAKO の順で旅券に印字
- 2025年戸籍法改正でフリガナが順次登録:申請時にフリガナを正確に確認
- OH 表記など『ヘボン式によらない』は要事前相談:取得後の変更は原則不可
パスポート申請時のご注意
本ツールは外務省ヘボン式綴方表に基づく自動変換ですが、実際の申請では戸籍上のフリガナ・追加書類の有無により判断が変わる場合があります。 国際結婚・二重国籍・通称使用・OH表記希望などイレギュラーなケースは、必ず最寄りのパスポートセンター窓口でご確認ください。 一度発行されたパスポートのローマ字表記は原則変更できません。最初の申請時に綴りを確定させてください。
よくある質問(9問)
Q1. ヘボン式と訓令式・日本式はどう違う?
ヘボン式は英語話者に発音が伝わりやすい書き方(し=SHI、ち=CHI、つ=TSU、ふ=FU)。訓令式・日本式は規則性を優先(し=SI、ち=TI、つ=TU、ふ=HU)。パスポート申請・名刺英語表記はヘボン式、学校教育や国際標準化機構(ISO 3602)は訓令式が基本。令和7年12月22日に新たな内閣告示『ローマ字のつづり方』が公布され、旧告示は同日廃止されました。
Q2. 「ん」をMで書くのはどんなとき?
B・M・Pの前の「ん」だけMで書きます。難波(ナンバ)NAMBA、本間(ホンマ)HOMMA、三瓶(サンペイ)SAMPEI が典型例。それ以外の「ん」は全てN(神田=KANDA、健太=KENTA)。これは外務省の公式ヘボン式綴方表に明記された規則です。
Q3. 促音(小さい「っ」)はどう書く?
次の子音を重ねて表記します。服部(ハットリ)HATTORI、吉川(キッカワ)KIKKAWA。ただし「ち(CHI)」「ちゃ・ちゅ・ちょ(CHA/CHU/CHO)」の前ではC ではなくTを使います。発地(ホッチ)HOTCHI、八丁(ハッチョウ)HATCHO が公式例。
Q4. 長音(伸ばし棒・オウ)はどう書く?
ヘボン式(パスポート式)では母音O・Uを使った長音は記入しません。幸太(コウタ)KOTA、洋子(ヨウコ)YOKO、亮子(リョウコ)RYOKO、大野(オオノ)ONO、大西(オオニシ)ONISHI。ただし末尾の「オオ」がフリガナ「オ」のときはOOと表記します(妹尾SENOO、高藤TAKATOO)。OHやOUを書きたい場合は別途相談が必要です(伊藤=ITOHなど)。
Q5. 「ヴ」はどう書く?
外務省ヘボン式ではB表記が原則です。ヴァ=BA、ヴィ=BI、ヴ=BU、ヴェ=BE、ヴォ=BO。VA/VI/VU/VE/VOは使用不可と公式に明記されています。
Q6. ITOH・OHNOのような OH 表記は使える?
原則はヘボン式(ITO・ONO)です。OH表記など『ヘボン式によらないローマ字氏名表記』を希望する場合は、申請時に事前相談が必要です。一度パスポートを取得した後の表記変更は原則できません。
Q7. 国際結婚や両親が外国人の場合は?
外国式の名前を希望する場合は、その綴りが実際に使用されていることを示す書類(出生証明書・婚姻証明書・配偶者や父母の外国旅券など)の提出をパスポートセンターから求められます。戸籍に記載されている氏名以外を併記する『別名併記』制度もあります。
Q8. 名刺の英語表記は姓名どちらが先?
文化庁・文部科学省は2020年以降、公文書・教科書で『姓 - 名』の順(YAMADA Hanako)に統一する方針を示しています。海外取引でも姓を大文字で先に書けば誤解されません。パスポート表記もICAO規則で姓・名の順、フリガナは戸籍と一致させます。
Q9. 戸籍にフリガナがない場合は?
2025年5月の戸籍法改正により戸籍にフリガナが順次記載されます。記載開始前後の申請では、市区町村の窓口で確認した読み方をパスポート用ヘボン式に変換します。旧字体・常用外漢字も同様に、フリガナベースで綴ります。