教育ローン計算
国の教育ローン(日本政策金融公庫)と銀行教育ローン・奨学金(JASSO)を横断比較。在学期間中の元金据置にも対応し、月々返済額・総返済額・利息を1ページで計算します。
✅ 2026年6月14日 一次情報確認済み
日本政策金融公庫 教育一般貸付(国の教育ローン)固定金利 年3.75%・上限350万円(一定要件で450万円)・最長18年(令和8年5月時点)、JASSO第二種貸与利率 令和8年度 固定方式2.722%/見直し方式2.922%、私大文系・私大理系の在学費用は日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査」を参照。
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例:350(公庫上限)/300(銀行標準)
公庫最長18年。銀行は5〜15年が標準。
公庫固定3.75%/銀行2.5〜4.5%程度。
大学4年/短大2年/6年制学部6年など。
計算結果
卒業後の月々返済額
26,810円
返済期間 14年(168ヶ月)
在学中の月々利息(据置時)
10,937円
据置期間 4年(48ヶ月)
総返済額(据置中利息含む)
5,029,116円
=503万円
利息合計
1,529,116円
借入元金との差
教育ローン横断比較(2026年6月時点)
金利は店頭金利の参考値。実際の適用金利は審査・キャンペーン・優遇条件で変動します。
| 金融機関 | 金利 | 上限額 | 返済期間 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 日本政策金融公庫(国の教育ローン) | 固定 3.75%(令和8年5月時点) | 350万円(要件で450万円) | 最長18年 | 世帯年収上限あり。在学期間中は利息のみ返済可。日本学生支援機構との併用可。 |
| 三井住友銀行 教育ローン(無担保) | 変動 3.475%程度(店頭金利目安・2026年) | 300万円 | 最長10年 | 在学期間中は利息のみ返済可。Web完結。世帯年収条件あり。 |
| 楽天銀行 教育ローン | 固定 4.5%程度/変動 3.214%程度 | 500万円 | 最長10年 | 繰上返済手数料無料。来店不要。学校種別の制限ゆるめ。 |
| りそな銀行 教育ローン | 変動 3.475%程度/固定タイプ別 | 3,000万円(有担保時) | 最長14年(有担保時) | 有担保・無担保あり。在学中元金据置オプション。 |
| JAバンク 教育ローン | 変動 2.875%〜(地域差大) | 500万円〜1,000万円 | 最長15年 | JA組合員向け優遇あり。地域のJAごとに条件が異なる。 |
| 労働金庫(ろうきん)教育ローン | 団体会員 2.4%〜/一般 3.9%程度 | 1,000万円 | 最長15年(在学中据置含む) | 団体会員(労組加入)は優遇大。家計・年収重視で審査。 |
奨学金(JASSO)との比較
教育ローンは保護者が借りるもの、奨学金は学生本人が借りるもの。返済義務の主体が違います。
| 種類 | 利率 | 月額/上限 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 第一種奨学金(無利息) | 0%(在学中・卒業後とも無利息) | 国公立自宅2.0/3.0/4.0/4.5万円、私立自宅5.4万円ほか(区分別) | 学力・家計の両方で基準が厳しめ。家計年収目安あり。 |
| 第二種奨学金(有利息・利率固定方式) | 2.722%(令和8年5月貸与終了想定の参考値) | 2万〜12万円(1万円刻みで選択) | 貸与終了時点の利率が完済まで固定。返済額が読みやすい。 |
| 第二種奨学金(有利息・利率見直し方式) | 2.922%(令和8年5月貸与終了想定の参考値) | 2万〜12万円(1万円刻みで選択) | 5年ごとに金利見直し。今後の金利低下に備えるならこちら。 |
| 国の教育ローン(参考) | 固定3.75%(令和8年5月時点) | 上限350万円を最長18年で返済 | 保護者が借りる。在学中の元金据置可。奨学金は子どもが借りる。 |
在学費用の目安(大学種別)
出典:日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査」入学費用+在学費用の平均値(受験費用・通学費・住居費を含む)。
| 区分 | 入学費用 | 在学費用/年 | 在学年数 | 合計目安 |
|---|---|---|---|---|
| 国公立大学(自宅外) | 82万円 | 116万円 | 4年 | 547万円 |
| 私立大学 文系(自宅) | 94万円 | 152万円 | 4年 | 702万円 |
| 私立大学 理系(自宅外) | 106万円 | 193万円 | 4年 | 880万円 |
| 私立大学 医歯系(自宅外) | 139万円 | 289万円 | 6年 | 1,871万円 |
使い方と仕組み
このツールは「教育ローンを借りたら毎月いくら返すのか、在学中はどう支払い、卒業後はどれだけ重くなるのか」を1ページで計算するためのものです。借入額・返済期間・年利・在学期間と、在学期間中に元金返済を据え置く(利息のみを支払う)かどうかを入れると、卒業後の月々返済額、在学中の月々利息額(据置時)、総返済額(据置中の利息を含む)、利息合計を表示します。計算式は元利均等返済の標準式(月利×借入残高×(1+月利)^期間月数÷((1+月利)^期間月数−1))で、在学中据置をオンにした場合は据置期間中は元金が減らず、利息だけを毎月支払い、据置期間が終わったところから残った全額を残りの月数で元利均等返済します。
国の教育ローン(日本政策金融公庫の教育一般貸付)は固定金利・年3.75%(令和8年5月時点)で、上限350万円・最長18年・在学期間中は利息のみ返済が選べる、保護者向けの公的ローンです。一定の要件(自宅外通学・修業年限5年以上・大学院・海外留学のいずれか)に該当すると上限が450万円まで上がります。世帯年収の上限があり、お子さま1人で年収790万円(事業所得600万円)以下が原則。一方、銀行の教育ローンは公庫より金利が高めですが、上限額が大きく審査も比較的早いのが特徴で、三井住友・楽天・りそな・JA・ろうきん各行が無担保3〜4.5%程度で提供しています。本ツールの横断比較表で、公庫と銀行のどちらが総返済額で得かを試算してください。
JASSO(日本学生支援機構)の奨学金は学生本人が借りるもので、保護者が借りる教育ローンとは契約者が違います。第一種奨学金は無利息で、卒業後20年で返済。第二種奨学金は有利息で、令和8年度の貸与利率は固定方式2.722%・利率見直し方式2.922%(貸与終了月に確定)。月額は2〜12万円から1万円刻みで選べます。教育ローン3.75%と第二種奨学金2.722%は1ポイント差で、どちらが家計負担で軽いかは「借りる主体(親か子か)」「在学中の利息支払い負担」「家計の月々返済可能額」で総合判断します。本ツール内の「奨学金との比較」表で利率と月額上限を並べてあるので、教育ローンと併用する場合の総額試算にも使えます。
大学進学にかかる費用の目安は、日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査」によると、国公立大学(自宅外)で入学費用82万円+年間在学費用116万円、私立文系(自宅)で入学費用94万円+年間在学費用152万円、私立理系(自宅外)で入学費用106万円+年間在学費用193万円、私立医歯系(自宅外)で入学費用139万円+年間在学費用289万円。本ツール内の「在学費用の目安」表で、自分の進路に必要な総額を確認し、奨学金・教育ローン・自己資金(児童手当の貯蓄など)のどれをいくら使うか、ライフプラン全体で決めるのが安全です。
こんなときに便利
大学合格後すぐ「公庫と銀行どちらが安い?」を3分で見極める
入学金・前期授業料の振込期限は合格通知の2〜3週間後で、公庫の審査だけで10日〜2週間かかります。本ツールで公庫350万円・18年・3.75%・在学4年据置のプリセットと、銀行300万円・10年・2.5%のプリセットを並べて、月々返済額・総返済額・在学中の利息負担を比べれば、どちらに申し込むかを当日中に決められます。
在学期間中の元金据置(利息のみ)を入れるか入れないかで家計を比較
公庫350万円・18年・3.75%なら、在学4年据置オンだと卒業後の月々返済は約2.6万円(在学中は月々約1.1万円の利息のみ)、据置オフだと在学中から月々約2.0万円。本ツールでチェックボックスをオン/オフして、在学中の月々の家計と総返済額のトレードオフを可視化できます。
奨学金(JASSO)と教育ローンの併用シナリオを試算
「不足分のうち入学金は公庫教育ローン、月々の生活費はJASSO第二種」のように分けて借りるケースは多いです。本ツールで教育ローン側の月々返済額・総返済額を計算し、JASSO比較表で第二種月額(2〜12万円)の利率・返済期間を確認すれば、家計負担と子の卒業後返済負担の両方を見渡せます。
私立理系・医歯系の高額進路の必要総額を逆算
在学費用の目安表で、私立理系は4年で約878万円、私立医歯系は6年で約1,872万円。これだけの自己資金がない場合、公庫350万円+銀行ローン500万円+奨学金第二種月10万円といった複層的な借入が必要になります。本ツールで「借入500万円・15年・3.0%」のプリセットを試算して、卒業後の家計負担を先に把握できます。
よくある質問
Q. 国の教育ローン(公庫)の金利は本当に固定3.75%ですか?
A. はい、日本政策金融公庫の教育一般貸付は令和8年5月時点で固定金利・年3.75%です。1〜3ヶ月単位で見直されることがあるため、申込時には公式ページ(jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html)で最新値を必ず確認してください。固定金利なので、借入後に金利が上がっても返済額は変わりません。「ひとり親家庭・子ども3人以上の世帯・住民税非課税世帯・年収200万円以下世帯」等は金利優遇(−0.3%)が受けられます。
Q. 公庫教育ローンと銀行教育ローン、どちらが得?
A. 金利だけ見ると公庫3.75%より銀行(無担保2.5〜4.5%)の優遇金利のほうが低い場合もあります。一方、公庫は固定金利で借入後の金利上昇リスクがなく、世帯年収条件・連帯保証人不要(公益財団法人 教育資金融資保証基金の保証料が必要)など、家計が厳しい世帯ほど通りやすい設計です。銀行は変動金利が多く、繰上返済手数料無料の行が増えています。本ツールで両プリセットの総返済額を比べた上で、「家計に余裕があるか」「在学中の元金据置が必要か」「銀行の優遇条件(給与振込口座など)に該当するか」で選ぶのが基本です。
Q. 在学期間中の元金据置(利息のみ返済)にすると、結局いくら高くなりますか?
A. 公庫350万円・18年・3.75%の例で、在学4年据置オンだと据置中の利息合計は約52万円、卒業後の14年で月々約2.6万円返済し総返済額は約490万円。据置オフだと18年で月々約2.0万円返済し総返済額は約442万円。差は約48万円で、これが「在学中の家計負担を軽くする代わりに払う対価」です。本ツールのチェックボックスで瞬時に切り替えて比較できます。
Q. JASSOの第二種奨学金とどちらが安いですか?
A. 利率だけ見ると、第二種奨学金(令和8年度固定方式2.722%・見直し方式2.922%)が公庫3.75%より約1ポイント低めです。ただし第二種奨学金は学生本人が卒業後20年かけて返済する仕組みで、教育ローンは保護者が返済します。「親が払うか/子が払うか」「卒業後の手取りから返せるか」を含めて判断するのが本筋。多くの家庭は「保護者が公庫教育ローンで入学金を借りる+子が奨学金で生活費を借りる」を併用しています。
Q. 公庫教育ローンの世帯年収の上限は?
A. お子さま1人なら世帯年収790万円(事業所得600万円)が原則上限、2人なら890万円、3人なら990万円。ただし「家計の状況」(教育資金が必要な事情)に該当すれば990万円までの緩和措置もあり、自宅外通学・親族の介護費・単身赴任費・住宅ローン・他の負債などを足し上げて判断されます。詳細は公庫の教育ローンコールセンター(0570-008656)で確認できます。本ツールは年収条件の事前判定はしないので、申し込み前に必ず公庫公式で確認してください。
Q. 教育ローンの利息は所得税で控除できますか?
A. いいえ、教育ローンの利息は所得税の控除対象ではありません。住宅ローンと違い、教育ローンには所得控除・税額控除の制度はありません。一方、JASSO奨学金や勤労学生控除など、教育費まわりの所得控除はいくつかあるので、子どもがアルバイトをしている場合や、ひとり親世帯の場合は、別途確認してください。
Q. 受験前に申し込めますか?
A. はい、公庫教育ローンは合格前でも申し込みできます。受験費用(受験料・受験のための交通費・宿泊費)が対象です。審査・契約手続きに10日〜2週間かかるため、入学金の振込期限から逆算して、必要時期の2〜3ヶ月前に申し込むのがおすすめ。銀行教育ローンも同様に合格前申込みに対応する行が増えています。本ツールの試算結果を持って早めに窓口へ。
Q. 計算結果はどこに保存されますか?
A. 「この結果を履歴に保存」ボタンを押すと、お使いの端末のブラウザ(localStorage)に最大10件まで保存されます。サーバーには一切送信されません。シークレットウィンドウや別端末からは見えないので、家族で進路相談する際は同じ端末で複数パターンを保存しておくと比較しやすくなります。
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