ゲームパッド(コントローラー)テスト
コントローラーをつないでボタンを押すと、どのボタン・スティックが反応しているか画面で確認できます。 スティックが勝手に入力され続ける「ドリフト」の疑いを数値でチェックでき、振動のテストもできます。操作の記録は端末の中だけで処理され、外部に送信・保存されることは一切ありません。
W3C Gamepad API準拠・端末ローカル処理・登録不要・完全無料
コントローラーが検出されていません
USBケーブルまたはBluetoothでコントローラーを接続し、いずれかのボタンを1回押してください。 ブラウザの仕様上、ボタンを押すまでコントローラーは検出されません。
Xbox・PlayStation(DualShock / DualSense)・Switch Proコントローラーなど、 パソコンにつながる多くのゲームパッドに対応しています。
このツールの特徴
- ・W3C Gamepad API準拠:navigator.getGamepads() で接続検出、Gamepadインターフェース(id/mapping/buttons/axes/vibrationActuator)から状態を取得します。
- ・±0.10閾値のドリフト自動判定:スティックから手を離した時にaxes[0..3]が±0.10を超えていれば赤色警告を表示します。
- ・標準マッピング自動判別:mapping="standard"ならXbox / PSの呼び名(A/×、B/○、X/□、Y/△、L1/LB…)を併記。それ以外は番号のみ。
- ・振動テスト:GamepadHapticActuator.playEffect("dual-rumble")で800ms振動。強モータ100%、弱モータ60%設定。
- ・確認済みボタンカウント:全ボタンを押すと緑色に変化し、押し漏らしを防げます(リセット可能)。
- ・裏タブ対応:requestAnimationFrameがブラウザ最適化で停止しても、250msの低頻度ポーリングを併用して切断検知を続けます。
使い方(4ステップ)
- 1. コントローラーを接続:USBケーブルまたはBluetoothでパソコンに接続します。USBは充電専用ケーブル不可(データ通らない)。
- 2. ボタンを1回押す:W3C仕様で「ユーザー操作前は検出しない」と定められているため、いずれかのボタンを押すまで検出されません。
- 3. ボタンとスティックを確認:すべてのボタンを順番に押し、両スティックを上下左右に最大まで倒します。確認済みボタンは緑色になります。
- 4. ドリフトと振動をテスト:手を離してX/Yが±0.10以内に戻るか、振動ボタンで本体が震えるかを確認すれば完了です。
ドリフト判定アルゴリズムの詳細
本ツールのドリフト判定は次のルールです。第一にスティック以外のボタンが何も押されていないことを確認します(anyPressed===false)。 第二に左スティック軸(axes[0], axes[1])または右スティック軸(axes[2], axes[3])のいずれかが絶対値0.10を超えているかを判定します。 両条件を満たした側のスティックドットが赤色に変化し「ドリフトの疑い」を表示します。±0.10という閾値は、人間の指を離した直後の戻り振動や、メーカー出荷時の中央キャリブレーション誤差を吸収できる業界的に妥当な値です。 DualSense・Xboxパッド・Switch Proコントローラーの公式SDKでもデッドゾーンは概ね5〜10%付近に設定されており、本ツールはこれに整合させています。 軸データはWebブラウザのGamepad APIから取得する正規化値(-1.0〜+1.0、中央0.0)で、ハードウェアレベルの分解能(通常8bit / 256段階)よりも細かい4桁の小数で扱われます。
こんなときに便利
- ・「キャラクターや視点が勝手に動く」ドリフト症状の切り分けに
- ・新品・中古で買ったコントローラーの全ボタン動作確認に
- ・特定のボタンだけ反応が悪い気がするときの確認に
- ・L2 / R2トリガーがちゃんと奥まで認識されているかの確認に(押し込み量をバーで表示)
- ・パソコンがコントローラーを認識しているかどうかの確認に
- ・Steam・Steam Deckのコントローラー設定前のハード診断に
- ・クラウドゲーミング(GeForce NOW・Xbox Cloud Gaming)開始前の動作確認に
- ・ホール効果スティック換装後の挙動チェック(ドリフト再発防止確認)に
日本のコントローラー事情と本ツールの位置付け
日本ではゲーム機3社のうち任天堂のSwitchが家庭向け据置機シェア首位で、Joy-Conドリフト問題は社会現象化しました。 ヨーロッパ消費者団体には2021年1月までに約25,000件の苦情が寄せられ、任天堂は2019年7月から保証期間外でも無償修理を継続、2020年6月の決算説明会では古川社長が公式謝罪しています。 2021年10月のOLED Switch向けJoy-Conは内部部品が再設計されました(ただし任天堂はホール効果スティック採用については2025年4月にJoy-Con 2でも見送る方針を表明)。 ソニーDualShock 4 / DualSense・マイクロソフトXbox Elite コントローラーでも同種ドリフトが起きており、海外では集団訴訟が複数進行中です。 日本の修理事情としては、任天堂は店頭持込でなくオンライン修理受付(マイニンテンドーストア「修理の申込み」)が主流で、Joy-Conペアあたり片側2,200円(保証期間外でドリフト無償対象)が目安。 ソニー・マイクロソフトは購入後1年保証+有償交換、サードパーティ製の場合はGulikit KingKong等のホール効果スティック搭載モデルが国内代理店経由で入手可能です。 本ツールは購入前のショップ店頭、フリマアプリ受取直後、修理依頼前の症状記録などで「ドリフトが実際に発生しているか」を客観数値で残せるよう設計されています。
ご利用にあたっての注意
- ・本ツールはGamepad API経由で取得できる値を表示するだけで、コントローラーの物理的修理・交換は行えません。
- ・±0.10のドリフト判定は機械学習による故障診断ではありません。実際の故障/正常判断はメーカー公式の検査基準が優先します。
- ・振動の長時間連続再生は端末バッテリーやモーター寿命に影響します。本ツールは1回800msの単発再生のみで安全マージンを確保しています。
- ・修理保証・返品交換に関する判断は必ず購入元・メーカーカスタマーサポートの一次情報をご確認ください。
よくある質問
Q. コントローラーをつないだのに検出されません。
A. ブラウザの仕様上、接続しただけでは検出されず、いずれかのボタンを1回押すと現れます。それでも出ない場合は、①USBケーブルなら別のポートに挿し替える(充電専用ケーブルはデータが通らないので注意)②Bluetoothならパソコンとペアリングできているか確認する③他のソフト(SteamやゲームのランチャーI)がコントローラーを占有していないか確認する、を試してください。
Q. ドリフトの疑いと表示されました。直せますか?
A. ドリフトはスティック内部の部品の摩耗やホコリが主な原因です。まずスティックの根元にエアダスターを吹いて、何度かぐるぐる回してみてください。軽症ならゲーム機やゲーム側の設定で「デッドゾーン」(遊びの範囲)を広げると実害をなくせます。それでもダメなら内部部品の交換が必要で、保証期間内ならメーカー修理、切れていれば買い替えか修理サービスが現実的です。
Q. 画面のボタン名が自分のコントローラーと違います。
A. ブラウザが「標準マッピング」と認識したコントローラーは、Xbox(A・B・X・Y)とPlayStation(×・○・□・△)の呼び名を併記しています。SwitchのコントローラーはA・Bの位置が逆なので、表示と実物のボタン名がずれることがありますが、押したボタンが光れば反応自体は正常です。独自マッピングと認識された場合は番号のみの表示になります。
Q. 振動テストが反応しません。故障ですか?
A. 故障とは限りません。ブラウザの振動対応はコントローラーの機種や接続方法(USB / Bluetooth)によって差があり、対応していない組み合わせも多くあります。ゲーム機本体や他のゲームでは振動するのにここで反応しない場合は、コントローラーではなくブラウザ側が非対応なだけです。逆に、どの環境でも振動しないなら内部のモーターの故障が疑われます。
Q. ホール効果スティックって何ですか?
A. 1879年にエドウィン・ホールが発見した磁場検出原理を使ったセンサーで、可動部分が物理的に接触しないため摩耗が原理的に起きません。 従来のポテンショメータ式(金属ブラシが抵抗体に接触)と違ってドリフトに強く、Gulikit KingKong 2 ProなどMOD用ホール効果スティックが市販されています。
Q. マウスやキーボードも確認したいです。
A. 姉妹ツールのマウステスト・キーボードテスト・クリック連打測定(CPSテスト)をどうぞ。ゲーム用デバイスの動作チェックが一通りそろっています。
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PCデバイスチェックツール一覧
手軽屋のPC周辺機器テスト系をまとめてどうぞ。すべて登録不要・端末ローカル処理です。
- ・マウステスト:左右ボタン・ホイール・サイドボタンの動作確認
- ・キーボードテスト:全キー反応+同時押し対応の確認
- ・クリック連打測定(CPSテスト):1〜30秒のクリック速度測定
- ・反応速度テスト:色変化への反応時間を5回平均で測定