コード進行MIDI作成
コード名とテンポを入力するだけで、コード進行をMIDIファイル(.mid)に変換します。 ダウンロード前にブラウザで試聴でき、王道進行などの定番プリセットも1クリック。変換はすべて端末の中だけで行われ、入力したコードが外部に送信されることはありません。
一次情報に基づく実装です
MIDIファイルの構造はMIDI規格の管理団体(米MIDI Association/一般社団法人音楽電子事業協会AMEI)が定めるスタンダードMIDIファイル(SMF)仕様のフォーマット0に準拠し、分解能480 ticks/四分音符・テンポメタイベント・4/4拍子で書き出します。音の高さは十二平均律「midiNumber = 69 + 12 × log2(f / 440)」(A4=440Hz基準)で計算し、試聴はW3C Web Audio API仕様のOscillatorNode・GainNodeで実装。コードの構成音(メジャー=根音・長3度・完全5度など)はWikipedia「和音」「コードネーム」記事の音楽理論に準拠しています。
度数(キーC・自動判定): I → V → VIm → IV
生成されるのはスタンダードMIDIファイル(.mid/フォーマット0・分解能480・選んだ音色のプログラム番号入り)。 GarageBand・Cubase・Studio One・Logic・Domino などのDAWにドラッグ&ドロップで読み込めます。 WAVはMIDIが読めないアプリやLINE・SNSでの共有向けです。度数入力(4536など)は「キー」欄で選んだキーで解釈します(自動判定のときはC)。 処理はすべて端末内で完結し、入力したコードが外部に送信されることはありません。
こんなときに便利
- ・DTMで曲の骨組み(コードトラック)を先に作り、その上にメロディを打ち込みたいとき
- ・U-FRETやJ-Total Musicで調べたコード譜を、実際の響きで確認したいとき
- ・耳コピの答え合わせに、聞き取ったコード進行を鳴らして原曲と比べたいとき
- ・作曲の勉強で、王道進行・カノン進行などの定番進行を聴き比べたいとき
- ・弾き語りの練習用に、テンポ指定した伴奏MIDIをサッと用意したいとき
- ・音楽の授業や部活で、和音の構成音(C=ド・ミ・ソ)を音と文字で確かめたいとき
使い方(4ステップ)
- コード進行を空白区切りで入力(例: C G Am F)。「| C | G |」の小節区切り・「(F G)x2」の繰り返し・「4536」の度数入力もOK。定番進行はプリセットボタンで1クリック
- キーが合わなければ ♯・♭ ボタンで半音単位の移調。テンポ(BPM)と拍数も設定
- 弾き方(ジャーン〜バラードの7種)と音色(ピアノ〜ストリングスの5種)を選んで「試聴する」。ループ再生で流しっぱなしにもできる
- 「MIDIをダウンロード」でDAWや楽譜ソフトへ。MIDIが使えない相手にはWAV(音声)や共有リンクで渡せる
対応しているコード表記(21種)
- 基本: C(メジャー)/Am(マイナー)/C5(パワーコード)
- セブンス系: G7/Fmaj7(FM7・F△7もOK)/Am7/CmM7
- テンション系: C6・Am6/C9・Cmaj9・Cm9/Cadd9
- サス系: Csus4/Csus2/C7sus4
- 変化和音: Cdim・Cdim7/Cm7b5(Cm7-5もOK)/Caug(C+もOK)・Caug7
- 分数コード(オンコード): F/G・C/E など「コード/ベース音」表記
- その他: ♯・♭は「#・b」どちらでも/N.C.で無音(休み)を挿入
入力の便利記法
- 小節区切り: 「| C | G | Am F |」— 1小節に2つ書くと半分ずつの長さで鳴る
- 繰り返し: 「(F G Em Am)x2」— カッコ内を指定回数リピート
- 度数入力: 「4536」「1625」— キー欄で選んだキーのダイアトニックコードに自動変換
- 移調: ♯・♭ボタンで進行全体を半音単位でキー変更(分数コードのベースも追従)
日本の音楽実務に合わせた仕様
- J-POP定番の王道進行・カノン進行・小室進行・丸サ進行をプリセット搭載
- U-FRET・J-Total Musicなど日本のコード譜サイトで使われる表記(F△7・F/G・N.C.)をそのまま入力可能
- BPM 30〜300でバラード60〜80・ミディアム85〜110・アップテンポ120〜140・アニソン140〜180を全カバー
- フリーの国産MIDIエディタ「Domino」やMuseScoreでもそのまま開ける標準形式(SMF0)で出力
- 各コードの構成音を「C#・E・G#」のように自動表示。度数(IV→V→IIIm→VIm)もキー自動判定つきで表示され、音楽理論の学習にも使える
- 「4536進行」「1625進行」など日本のDTM界隈で使われる度数の言い回しをそのまま入力できる
注意事項
- 試聴・WAVの音はブラウザ内蔵のシンプルなシンセ音です(音色ごとに波形を変えていますが、本物の楽器音ではありません)。本格的な音で鳴らしたい場合はMIDIをDAWで開いてください
- ボイシング(音の積み方)はベース音+中音域の密集配置で固定です。細かい配置はDAW側で編集してください
- 拍子は4/4で書き出します。3拍子の曲は「1コード3拍」を選ぶと近い形になります
- テンションの一部(11th・13th・♭9など)は未対応です。近い表記(7・9・add9)で代用してください
- 市販曲のコード進行そのものに著作権はないとされますが、歌詞・メロディの扱いは各サービスの規約に従ってください
よくある質問
Q. どんなコード表記に対応していますか?
A. メジャー・マイナー・セブンス・maj7(FM7・F△7表記もOK)・シックス・ナインス・add9・sus4/sus2・dim・m7b5・aug・パワーコード・分数コード(F/G)・N.C.(無音)の21種です。上の「対応しているコード表記」一覧に全パターンをまとめています。読めない表記が混ざっていた場合は、どのコードが読めなかったかをその場で表示します。
Q. ダウンロードしたMIDIはどのソフトで開けますか?
A. スタンダードMIDIファイル(SMF)フォーマット0という最も互換性の高い形式なので、GarageBand・Logic・Cubase・Studio One・Ableton Live・FL Studio・Domino・MuseScoreなどMIDI対応ソフトならほぼすべてで開けます。スマホのGarageBand(iOS)でも読み込めます。
Q. メロディもMIDIにできますか?
A. 本ツールはコード(伴奏)専用です。おすすめの流れは、ここで作ったコードMIDIをDAWに読み込み、その上にメロディを1音ずつ打ち込む方法。伴奏が先に鳴っていると音を探しやすく、耳コピや作曲がぐっと楽になります。
Q. 試聴の音が鳴りません
A. 端末がマナーモード(消音)になっていないか、音量スライダーが0になっていないかを確認してください。iPhoneのSafariでは本体側面のサイレントスイッチがオンだと鳴らないことがあります。それでも鳴らない場合も、MIDIのダウンロード自体は問題なく行えます。
Q. テンポや拍数はあとから変えられますか?
A. はい。MIDIは音の高さとタイミングだけを記録するデータなので、DAWに読み込んだあとでもテンポ変更・音色変更・音の追加削除が自由にできます。まずは仮のテンポで書き出して、DAW側で調整する使い方でも問題ありません。
Q. キー変更(移調)はできますか?
A. ♯・♭ボタンで入力中の進行全体を半音単位で移調できます。カポ2で覚えたコードを原曲キーに直す、歌いやすいキーに下げる、といった使い方ができ、F/Gのような分数コードのベース音も一緒に動きます。移調量は「移調 +2」のようにボタンの横に表示されます。
Q. 小節単位や度数(4536など)でも入力できますか?
A. 「| C | G | Am F |」のように | で区切ると小節入力になり、1小節に2つ書いたコードは半分ずつの長さで鳴ります。「(F G Em Am)x2」で繰り返し、「4536」「1625」のような数字だけの入力は、キー欄で選んだキー(自動判定のときはC)のダイアトニックコードとして解釈します。
Q. 作ったコード進行を人に共有できますか?
A. 「共有リンクをコピー」を押すと、コード進行・テンポ・弾き方・音色の設定入りURLがコピーされます。相手がそのURLを開くと同じ状態でツールが立ち上がります。音だけ渡したい場合はWAV(音声)でダウンロードしてLINEやSNSで送る方法もあります。
Q. 曲作りに合わせて使えるほかのツールはありますか?
A. 原曲のテンポを調べるにはBPM測定(タップテンポ)、テンポキープの練習にはメトロノーム、ギターのキー変更にはカポ計算機が使えます。
音楽・楽器ツールまとめ
手軽屋の音楽カテゴリは、テンポ・音程・キー・音域・打ち込みをカバーしています。BPM測定で原曲のテンポを測り、 コード進行MIDI作成で伴奏を書き出し、メトロノームでテンポ練習、楽器チューナーで音程確認、カラオケキー設定と音域チェックで歌のキー調整、カポ計算機でギターのキー変更まで一通り対応します。