カポの位置計算(ギター移調)
原曲のキーを選ぶだけで、カポを何フレットにつければ C・G・D などの弾きやすいコードフォームで弾けるかが分かります。カポ位置ごとの早見表つき。長調・短調の両方に対応。
キーがわからないときは、コード譜の最初か最後のコードがキーになっていることが多いです。
おすすめ
カポ1で A フォーム
原曲キーA♯/B♭を出すためのカポ位置と弾くフォーム
| カポ位置 | 弾くフォームのキー | |
|---|---|---|
| カポなし | A♯/B♭ | |
| 1フレット | A | 弾きやすい |
| 2フレット | G♯/A♭ | |
| 3フレット | G | 弾きやすい |
| 4フレット | F♯/G♭ | |
| 5フレット | F | |
| 6フレット | E | 弾きやすい |
| 7フレット | D♯/E♭ | |
| 8フレット | D | 弾きやすい |
| 9フレット | C♯/D♭ |
カポを1フレット上げるごとに、同じフォームで鳴る音が半音ずつ高くなります。そのため 「弾くフォームのキー=原曲のキー−カポの位置(半音)」で計算しています。「弾きやすい」は 開放弦を使うコードが多いキー(メジャー: C・D・E・G・A、マイナー: Am・Dm・Em)を 目安にしたものです。バレーコードが得意な人はどのキーでも問題ありません。
このツールの特徴
- 原曲キー24種類(長調12+短調12)に対応、♯/♭両表記併記
- 最小カポ位置の提案と、カポ0〜9フレットの早見表を同時表示
- 長調は C/D/E/G/A、短調は Am/Em/Dm を「開放フォーム=弾きやすい」と判定
- 全計算が端末内で完結(外部送信なし、登録不要)
- 姉妹ツール(チューナー・メトロノーム)とセットで練習の入口に使える
使い方(3ステップ)
- 長調/短調を選び、原曲キーをラジオボタンで指定
- ツールが最小カポ位置と弾きやすいフォームを表示
- 早見表でカポ0〜9フレットの候補を比較し、音色の好みで決定
仕組み(移調とカポの計算式)
カポを n フレットに装着すると、開放弦が n 半音高くなります。原曲キーが半音単位で C=0, C♯=1, …, B=11 と数値化できるとき、「フォームキー=(原曲キー − n) mod 12」で、押さえるべきフォームのキーが計算できます。例:原曲が D♯(=3)のとき、カポ3を装着すれば D♯ − 3 = 0 = C となり、Cフォームのまま原曲キーで演奏できます。
短調も同じ理屈で、原曲キー A♯m(=10)のときカポ2を付けると A♯m − 2 = 8 = G♯m… ではなく、A♯m − 2半音 = Gm(=7)と読みかえてフォームを探します。本ツールでは長調側は C/D/E/G/A、短調側は Am/Em/Dm を「開放フォーム」として優先採用し、それらに当たる最小カポ位置を返します。
こんなときに便利
- コード譜が B♭ や E♭ で、バレーコードだらけになって弾けないとき
- 「カポ3」と書かれたコード譜を、原曲と同じキーで弾けているか確認したいとき
- 弾き語りで自分の声に合わせてキーを変えたあと、カポ位置を決めたいとき
- ギター初心者で、まだ C・G・D・Am・Em あたりしか押さえられないとき
- 2本のギターを重ねるアレンジで、開放弦の鳴りを活かしたいとき
日本の弾き語り定番キーへの対応
日本のポップス弾き語りでよく出てくる原曲キーは B♭・E♭・F・A♭ あたりです。これらは押さえにくいバレーコード中心になりやすいため、本ツールでカポ位置を提案して C/D/G フォームに置き換えると、弾き語り初心者でも演奏しやすくなります。U-FRET や J-Total Music のコード譜サイトの「カポ◯」表記とも整合します。
注意事項
本ツールはギターの標準チューニング(EADGBE)が前提です。ドロップDやオープンチューニングではフォームの読み替えが必要になります。また、原曲のメロディキーと和声キーが厳密に一致しない曲もあり、最終的な耳合わせは演奏者の判断でお願いします。
よくある質問
カポをつけるとどうなる?
カポを1フレット上げるごとに、同じ押さえ方で鳴る音が半音ずつ高くなります。たとえばカポ1で A のフォームを弾くと、実際に鳴っているのは B♭ です。これを使うと、難しいキーの曲を簡単なコードフォームのまま原曲キーで弾けます。
原曲のキーがわからないときは?
コード譜の最初か最後のコードがキーになっていることが多いです(例:最後が G で終わる曲はキー G、Am で終わる暗い曲はキー Am)。U-FRET など、コード譜サイトには「KEY: 〇」と書いてあることもあります。
カポを高い位置につけても大丈夫?
5フレットを超えたあたりから音が細く高くなり、弾き語りでは伴奏が軽く感じられることがあります。同じキーでもカポ位置の候補は複数あるので(例:カポ2の D フォームとカポ7の A フォーム)、音の好みで選んでください。
シャープ/フラットはどっち表記?
本ツールは A♯/B♭ のように両方を併記します。コード譜の表記に合わせて読み替えてください。一般に長調は♯系(G・D・A)、短調は♭系(Dm・Gm・Cm)の表記が好まれる傾向があります。
ウクレレやマンドリンでも使える?
ウクレレは GCEA、マンドリンは GDAE と、チューニングが異なるためフォームの読み替えは別になりますが、「カポ1で半音上がる」原理は共通です。本ツールは6弦ギターの標準チューニング(EADGBE)が前提です。
カポなしでも演奏できる?
「カポ0」と表示された場合は、原曲キーがそのまま開放フォームで弾けるという意味です。例えばキー C・G・D は元々開放弦が多いフォームで弾けるため、カポは不要です。
関連ツール
- チューナー(楽器の音合わせ)でチューニングを合わせる
- メトロノームでテンポ練習
- カラオケキー変更で自分の声域に合うキーを探す