PDF分割
PDFから必要なページだけを取り出したり、複数の範囲を別々のPDFに分けたり、1ページずつバラしたり、奇数・偶数や◯ページごとに分けたりできます。 ページのサムネイルをタップして選ぶことも、「1-3,5」のような番号指定もOK。 PDFはサーバーに送られず、すべてこの画面の中(あなたの端末内)で処理されるので、 契約書・請求書・社内資料も安心です。
ここにPDFをドラッグ&ドロップ
またはクリックしてPDFを選択
PDFは端末内だけで処理され、外部に送信されません
このツールの強み
アップロードなし・端末内処理
pdf-lib(MIT)をブラウザに読み込んで処理。PDFの中身が外部サーバーに送られません。契約書・請求書・履歴書も安心です。
ISO 32000準拠の出力
出来上がるPDFはISO 32000-1:2008(PDF 1.7)/ISO 32000-2:2020(PDF 2.0)準拠なので、Acrobat・プレビュー・Edge・Chromeで普通に開けます。
サムネイルでも番号でも選べる
ページの縮小画像をタップして選ぶことも、「1-3,15,28-30」のようにカンマとハイフンで指定することも可能。どちらの操作も連動するので、見ながら選んで文字で微調整できます。全角・半角ともに対応。
ZIPで一括ダウンロード
1ページずつ・◯ページごとの分割は、複数PDFをまとめて1つのZIPに。ファイル名にページ番号が入るので並びが一目で分かります。
使い方(3ステップ)
- ① PDFを選ぶ:ドロップエリアにPDFをドラッグするか、ファイル選択ダイアログから読み込みます。複数ページのPDFが対象です。
- ② 分け方を選ぶ:「必要なページだけ取り出す」「1ページずつバラす」「◯ページごとに分ける」「奇数・偶数で分ける」の4モードから選びます。「必要なページだけ取り出す」では、ページのサムネイルをタップして選ぶか、ページ番号を入力します。
- ③ 実行して保存:実行ボタンを押すと、ブラウザ内でpdf-libが分割処理を行い、PDFまたはZIPファイルとして端末に保存されます。
PDF分割のやり方と仕組み
①「分け方」を4つから選びます。「必要なページだけ取り出す」は1ページ目から指定したページだけを1つのPDFにまとめます。例えば50ページの契約書から 「1-3,15,28-30」と書くと、1〜3ページ目・15ページ目・28〜30ページ目の合計7ページが1つのPDFになります。「1-3/15/28-30」のように「/」(スラッシュ)で区切ると、区切りごとに別々のPDF(この例では3つ)に分かれてZIPでダウンロードされます。「1ページずつバラす」は全ページを1枚ずつのPDFに分け、ZIPファイルにまとめてダウンロードします。「◯ページごとに分ける」は2ページずつ・5ページずつのように、決まった枚数で切って複数のPDFに分け、これもZIPにまとめます。「奇数・偶数で分ける」は奇数ページと偶数ページの2つのPDFに分けます。両面の書類を片面ずつスキャンして表と裏が別々になった時の仕分けに便利です。
② ページの指定はカンマとハイフンを組み合わせます。続きのページはハイフン「-」、離れたページはカンマ「,」でつなぎます。「1-3,5」なら1ページ目から3ページ目までと5ページ目、「2-4,8-10」なら2〜4ページ目と8〜10ページ目です。全角の数字・カンマ・ハイフン(1−3,5)も自動で半角に変換するので、入力ミスを気にせず書けます。ページ番号が大きい順で書いた場合(「5-3」など)はエラーで教えてくれます。
③ 仕組みはpdf-lib(MITライセンス・GitHub 8.5kスター)を使って、ブラウザの中だけでPDFを組み立てています。元のPDFから指定ページだけをコピーして(pdf-libのcopyPages)、新しい空のPDFに順番に追加(addPage)し、保存しています(save)。PDFファイルがあなたの端末から外に出ることは一切ありません。ファイルサイズも、ブラウザのメモリが許す限り制限なしです。
④ 出来上がったPDFは「ISO 32000準拠」のPDFファイルです。PDFは2008年にISO 32000-1:2008(PDF 1.7、747ページ)として国際標準化され、2020年にISO 32000-2:2020(PDF 2.0、986ページ)に更新されています。pdf-libはこの仕様に沿って分割後のPDFを書き出すので、Adobe Acrobat・プレビュー(Mac)・Microsoft Edge・Chromeなど主要なPDFリーダーで普通に開けます。
こんなときに便利
長い資料から必要なページだけ送る
50ページの社内資料から、会議で必要な「1-3,12,28」だけを抜き出して1つのPDFにする使い方。元のファイルはそのまま保存しておけるので、共有用のスリムなPDFが手早く作れます。
スキャン書類を1枚ずつのPDFに分ける
複合機でまとめて取り込んだ20枚の書類を、1ページずつのPDFに分けてZIPで受け取る使い方。受け取ったZIPを展開すれば、1枚1ファイルでファイル名にページ番号も入るので、書類ごとの整理が楽です。
契約書・請求書を社外に渡さず分割
契約書や請求書、社内会議の議事録など、社外サービスにアップロードしたくないPDFを分割する使い方。すべて端末内で処理するので、原本をクラウドに送る必要がありません。
メール添付の上限を超えるPDFを分ける
10MBや25MBの添付上限を超えるPDFを「10ページごと」に分けて複数メールに分割する使い方。共有相手のメール環境を気にせず送れます。
学校・研究の資料から章ごとに切り出す
教科書・論文・大学のレジュメから、章単位(「第3章=28-45ページ」など)でPDFを切り出してOneDriveやGoogleドライブで配布する使い方。受け取り側の読み込みも軽くなります。
確定申告で自分の領収書だけ取り出す
会計クラウドからダウンロードした年間まとめPDFから、自分が経費精算する部分だけ抜き出して保存。家族のレシートと混ざった一括PDFも、必要なページだけ分けられます。
日本の現場仕様
- 全角入力に対応:日本語キーボードの「ー(長音)」「,(全角カンマ)」「123(全角数字)」もそのまま入力可能。自動で半角に変換します。
- A4縦/A3横どちらもOK:国内のオフィス文書で主流のA4縦・A3横の混在PDFも、各ページの用紙サイズを保ったまま分割します。
- 明朝・ゴシックの埋込フォント保持:日本語フォントが埋め込まれたPDFも、フォント情報を引き継いで分割するので、配布先で文字化けしません。
- 電子帳簿保存法対応の元PDFも:電帳法対応のクラウド会計から出力したPDFを抜き出してローカル保管できます(タイムスタンプ付きPDFは別途要確認)。
- 複合機スキャンPDFの仕分け:複合機(リコー・キヤノン・富士ゼロックス等)でまとめスキャンしたPDFを1枚ずつ仕分けるのに最適です。
- 日本のメール添付制限を意識:ヤフーメール25MB・GmailGoogle 25MB・Outlook 20MB といった添付上限に合わせて「◯ページごと」を選べます。
使う前の注意
- ● 暗号化(パスワード保護)されたPDFは pdf-lib 公式が処理を公式サポート外としているため対応できません。
- ● 電子署名(PAdES等)が付いたPDFは、分割すると署名が無効化されます。原本は別途保管してください。
- ● しおり(アウトライン)・AcroForm入力フォームは、ページ分割により壊れる場合があります。重要な書類は事前にflattenしてください。
- ● 動作にはJavaScriptが必須です。社内ブラウザでJSが無効化されている環境では使えません。
- ● PDF/A長期保存形式への変換、電子署名の付与、OCR(画像PDFの文字化)は本ツール対象外です。専用ソフトをご利用ください。
- ● 入力時の安全上限は100MBです。それ以上の巨大PDFはお手元のPCで一度ページ整理してから本ツールへ。
- ● 出力PDFのページ数・容量はブラウザのメモリに依存します。動作が重い場合は他タブを閉じてください。
- ● 法定保存書類・契約原本・登記簿等の改変は法令違反となる場合があります。複製・参照用としてご利用ください。
よくある質問
Q. PDFがサーバーにアップロードされることはありませんか?
A. ありません。分割はすべてあなたのブラウザの中(pdf-libのJavaScript処理)で行われ、PDFや分割後のファイルが外部に送信されることは一切ありません。中身を見られたくない契約書・請求書・社内資料・個人情報を含む書類でも安心してお使いください。通信状況を確認したい場合は、ブラウザの開発者ツール(F12キー)→ネットワークタブで外部送信がないことを確認できます。
Q. ページの指定はどう書けばいいですか?
A. 「1-3,5」のように、続きのページは「-」(ハイフン)、離れたページは「,」(カンマ)でつなぎます。この例だと1〜3ページ目と5ページ目が1つのPDFになります。さらに「1-3/5-8」のように「/」(スラッシュ)で区切ると、区切りごとに別々のPDFに分かれてZIPでダウンロードされます。全角の数字・カンマ・ハイフン・スラッシュ(1−3,5)で入力しても自動で半角に変換するので大丈夫です。同じページ番号を重複指定してもエラーになりません。
Q. ページの中身を見ながら選べますか?
A. はい。「必要なページだけ取り出す」モードでは、PDFを読み込むと全ページのサムネイル(縮小画像)が表示され、タップ・クリックで選択できます。選んだ結果は「1-3,5」形式のテキスト入力にも自動で反映されるので、サムネイルで大まかに選んでからテキストで微調整する、という使い方もできます。「全ページ選択」「選択を外す」ボタンでまとめて操作もできます(サムネイル表示は80ページ目まで。それ以降は番号指定をお使いください)。
Q. 順番を入れ替えたり、いらないページを消したりできますか?
A. 「必要なページだけ取り出す」モードでページ指定の順番通りに並ぶので、「3,1,2」と書けば3→1→2の順のPDFになります。サムネイルを見ながら削除・並べ替え・回転をしたい場合はPDFページ整理、逆に複数のPDFを1つにまとめたいときはPDF結合をお使いください。
Q. パスワード付きのPDFは分割できますか?
A. 開くときにパスワードを求められる暗号化PDFには対応していません。pdf-lib(公式)は「暗号化PDFの処理は公式にはサポートしない」と明示しているため、本ツールも安全のため対応外としています。お手元のAcrobatやプレビュー(Mac)でパスワードを解除したPDFを保存しなおしてからお使いください。
Q. ZIPファイルはどう開けばいいですか?
A. 「1ページずつバラす」「◯ページごとに分ける」では、たくさんのPDFを1つのZIPファイルにまとめてお渡しします。Windowsでもmacでも、ダウンロードしたZIPをダブルクリック(Windowsは右クリック→「すべて展開」、macはダブルクリックで自動展開)すれば中のPDFを取り出せます。ファイル名には「p1」「p3-5」のようにページ番号が入るので、並び順が分かります。
Q. しおりや注釈、入力フォームは保持されますか?
A. pdf-libのcopyPagesはページの見た目(文字・画像・図形)と注釈(アノテーション)は引き継ぎますが、しおり(アウトライン)やAcroForm(入力フォーム)はページ単位で分割すると壊れることがあります。ページが切り離されるとリンク先が消えるためです。フォーム入力済みのPDFは「flatten(埋め込み)」してから分割するか、PDF結合で1ファイルに戻すのが安全です。
Q. ファイルサイズや枚数に上限はありますか?
A. 入力時の安全上限は100MBですが、出力されるPDFやZIPの容量・ページ数の上限はブラウザのメモリが許す限り制限がありません。1000ページ近くのPDFを「10ページごと」に分けるような使い方も、メモリに余裕があれば1回で処理できます。動作が重い場合はブラウザの他のタブを閉じてからお試しください。
Q. オフラインでも使えますか?
A. 一度ページを読み込んだあとならWi-Fiを切ってもブラウザ内に保存されたpdf-libが動作するので分割できます。社内ネットワーク制限がある環境でも、JavaScriptが有効ならご利用いただけます。