楽器初心者のチューニング完全ガイド: ギター/ウクレレ/ベースの開放弦・442Hz合奏対応
初めての楽器でも迷わないチューニング手順を、ギター/ウクレレ/ベースの3種で具体的に解説します。基準ピッチ変更や狂う原因の対処もまとめました。
チューニングの基本3ステップ
- 静かな部屋で行う(エアコン・テレビの音はマイクが拾ってしまう)
- 1本の弦・1つの音だけを鳴らす(複数同時は判定不能)
- 低い方から高い方へ→低めから巻き上げて止めるとピンの戻りが少ない
ギター(6弦)標準チューニング
| 弦 | 音名 | 周波数 |
|---|---|---|
| 6弦(最も太い) | E2 | 82.41 Hz |
| 5弦 | A2 | 110.00 Hz |
| 4弦 | D3 | 146.83 Hz |
| 3弦 | G3 | 196.00 Hz |
| 2弦 | B3 | 246.94 Hz |
| 1弦(最も細い) | E4 | 329.63 Hz |
「ミラレソシミ」と覚えると弦順を間違えません。半音下げ(ドロップD)など別のチューニングはありますが、まずは標準E A D G B Eで始めましょう。
ウクレレ(4弦)標準チューニング
| 弦 | 音名 | 周波数 |
|---|---|---|
| 4弦(一番上) | G4 | 392.00 Hz |
| 3弦 | C4 | 261.63 Hz |
| 2弦 | E4 | 329.63 Hz |
| 1弦(一番下) | A4 | 440.00 Hz |
「ソドミラ」と覚えます。4弦のGが3弦のCより高いのが特徴(High-Gチューニング・標準)。Low-G仕様は4弦をG3=196Hzに下げます。
エレキベース(4弦)標準チューニング
| 弦 | 音名 | 周波数 |
|---|---|---|
| 4弦(最も太い) | E1 | 41.20 Hz |
| 3弦 | A1 | 55.00 Hz |
| 2弦 | D2 | 73.42 Hz |
| 1弦(最も細い) | G2 | 98.00 Hz |
ギターの1オクターブ下のE A D Gです。低音はマイクが拾いにくいので楽器をマイクに近づけてください。5弦ベース(追加B0=30.87Hz)はツール範囲外(35Hz下限)です。
442Hz合奏対応・基準ピッチの変更
吹奏楽・オーケストラではA4=442Hzに合わせる慣習があります。日本のプロオーケストラの多くも442Hzです。 バロック音楽専門の演奏団体は415Hz(半音低い相当)を使うこともあります。
本ツールでは基準ピッチを430〜450Hzで可変設定でき、変更すると開放弦ガイドの周波数も自動で連動します。 440Hzと442Hzは「セント」で言うと約8セント差なので、合奏ではこの差が音の濁りとして耳に届きます。
チューニングが狂う原因と対処
- 温度・湿度の変化: 屋外と室内の移動で半音以上ずれることも。30分ほど環境に馴染ませてから調弦
- 新しい弦の伸び: 張り替え直後は何度も狂う。弦を軽く引っ張って伸ばしてから再調整
- ペグの戻り: 高めから下げて止めるのではなく、低めから巻き上げて止めると安定
- ナットの溝引っ掛かり: ペグを回しても音が変わりにくいときはナット溝に鉛筆芯(黒鉛)を塗る
- 強く弾きすぎ: ピックの強弾きは瞬間的に半音上がる。普段の演奏強度で確認