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教育ローンの在学中元金据置と返済シミュレーション|350万円借入・据置4年・10年返済の月額負担軽減

公開日: 2026-06-15

教育ローンの「在学中元金据置」は、在学期間中の元金返済をストップし利息のみを支払う仕組み。学費負担と借入返済が重なる時期の家計圧迫を抑えます。本記事では350万円借入・公庫3.75%固定での据置あり/なしの返済シミュレーション、据置期間中に発生する追加利息額、私立大学4年学費と並走させる場合の家計設計まで実額で解説します。

出典(一次情報)

1. 在学中元金据置の仕組み

在学中元金据置は、在学期間中の月返済額を「利息のみ」に絞り、元金返済を卒業後に繰り延べる仕組み。元金は据置期間後にスタート:

在学中の家計負担を抑える代わりに、総返済額は据置なしより増えるのがデメリット。世帯年収・学費負担・配偶者の就業状況によって据置の有無を決めます。

2. 350万円借入の据置あり/なし返済比較

350万円・公庫3.75%固定・15年返済・据置4年あり/なしのシミュレーション結果:

公庫の据置制度は単利計算で据置中の利息加算がほぼないため、据置による総返済額増加は数千円程度。銀行ローンの据置は複利計算が多く、据置期間が長いほど総返済額が増えるため事前確認が必要です。

試算: ローン返済シミュレーター

3. 私立大学4年学費と据置返済の並走シミュレーション

私立文系(年間120万円)・私立理系(年間160万円)の学費と教育ローン据置返済を並走させた場合の家計負担:

私立文系で世帯年収500万円程度なら、据置+JASSO第一種併用で家計圧迫を抑えられます。私立理系・医歯薬系は世帯年収700万円以上が現実ライン。年収条件を満たせない場合は、国公立大学への進路変更や、給付型奨学金・授業料減免制度の併用検討が必要です。

4. 据置のメリット・デメリットと判断ポイント

据置を使うべきかどうかの判断は、世帯の家計状況・配偶者の就業・子の進学先によって異なります:

  1. 据置メリット: 在学中月10,937円vs据置なし25,461円で月14,524円浮く→学費充当可
  2. 据置メリット: 子の在学中に親の収入が増える見込みなら据置で時間稼ぎ
  3. 据置デメリット: 銀行ローンは据置中も利息が複利で増える(公庫は単利のため軽微)
  4. 据置デメリット: 卒業後の返済負担が月25,461→月31,683円に増加
  5. 判断ポイント: 在学中の学費+ローン返済が手取り月収の30%超なら据置必須

据置は「在学中の家計負担を分散する保険」として活用するのが基本。卒業後の月返済額が増えても、子が就職して家計負担が減る前提で設計できれば問題ありません。逆に親の年齢が高く卒業時に定年退職を控えている場合は、据置を使わず在学中から元金返済を進めて完済を急ぐ選択が安全です。

関連: 住宅ローン銀行比較

本記事のまとめ

FAQ

Q. 据置中に繰上返済はできますか?

公庫は据置中の繰上返済可能(手数料無料)・元金充当でき、据置期間後の負担を圧縮できます。銀行は据置中の繰上返済不可・据置終了後のみ可とするケースが多いため、申込時に確認しましょう。

Q. 大学院進学で据置期間を延長できますか?

公庫は大学院進学による据置期間延長に対応(最長6年)。延長申請には在学証明書の提出が必要です。銀行は延長対応分かれるため事前確認が必要。

Q. 在学中に親が退職した場合の返済はどうなりますか?

据置中は利息のみ支払いのため負担は限定的ですが、卒業後の返済原資確保が必要。退職金からの繰上返済・公庫の返済猶予制度(病気・失業時の救済)の活用、JASSO第一種への切替検討が選択肢です。

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