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国の教育ローン・銀行教育ローン・JASSO奨学金の違い|公庫3.75%・年収790万円上限・350万円借入の総返済額

公開日: 2026-06-15

教育資金を借りる手段は大きく分けて「国の教育ローン(日本政策金融公庫)」「銀行教育ローン」「JASSO奨学金」の3種類。本記事では金利・上限額・所得制限・返済タイミング・借りる主体の違いを実額シミュレーションで横断比較し、家庭の年収と教育費総額に応じた最適な組合せを示します。

出典(一次情報)

1. 国の教育ローン(日本政策金融公庫)の特徴

日本政策金融公庫が運営する公的な教育ローン。固定金利かつ申込みやすい所得制限の中で、教育費全般に幅広く利用できます:

所得制限を超えると申込不可。所得制限ギリギリの世帯は、扶養家族の人数や世帯年収の構成を見直して条件適合を確認しましょう。所得制限内なら銀行教育ローンより金利が低いケースが多く、第一候補となります。

2. 銀行教育ローンの特徴と公庫との違い

メガバンク・ネット銀行・労働金庫(ろうきん)が提供する教育ローン。所得制限がない代わりに、所得証明・勤続年数の審査基準が銀行ごとに異なります:

高所得世帯(公庫所得制限超過)または借入額が400万円以上必要なら銀行教育ローンが選択肢。ネット銀行の変動金利は公庫の固定3.75%より低いケースもありますが、将来の金利上昇リスクは家庭が負担します。固定金利の安心感を取るなら公庫、低金利と高額借入を取るならネット銀行の使い分けが基本です。

3. JASSO奨学金の特徴(第一種・第二種)

JASSO(日本学生支援機構)の奨学金は「学生本人が借りる」点で教育ローンと根本的に異なります。返済も卒業後に学生本人が行います:

JASSO第一種無利息が利用できれば最強の選択肢。学力基準(評定3.5以上)と所得基準(4人世帯で年収747万円以下)を満たせば、4年間で144〜307万円を無利息で借りられます。学生本人の卒業後の返済負担を抑えるため、家庭の所得が低い場合は給付型→第一種→第二種の優先順位で検討します。

関連: ローン返済シミュレーター

4. 350万円借入の総返済額シミュレーション比較

350万円を15年返済で借入した場合の総返済額・月返済額シミュレーション。在学4年は元金据置(利息のみ支払)と仮定:

数値だけ見ると銀行教育ローンの低金利が魅力的ですが、変動金利の上昇リスクと、所得証明・連帯保証人手続の負担を考慮した総合判断が必要。所得制限内なら公庫の安心感、高所得+大学院や留学で500万円超必要なら銀行、本人負担OKならJASSO第一種が王道です。

関連: 住宅ローン銀行比較

本記事のまとめ

FAQ

Q. 公庫と銀行教育ローンを併用できますか?

併用可能です。公庫350万円+銀行教育ローン200万円といった組合せで、合計借入額を増やせます。ただし返済負担が増えるため、世帯の返済比率(住宅ローン含めて35%以下が目安)を確認しましょう。

Q. JASSO奨学金と教育ローンを併用できますか?

併用可能。JASSOは学生本人が借り、教育ローンは保護者が借りる形なので債務者が異なります。JASSO第一種+公庫教育ローンの組合せが、家計負担と本人卒業後負担のバランスが取れる王道パターンです。

Q. ろうきん(労働金庫)の教育ローンはどう違いますか?

ろうきんは労働組合員・生協組合員向け教育ローンで、組合員割引で年2.4〜2.9%程度。金利優遇に加えて在学中元金据置にも対応するため、組合員世帯なら公庫より低金利で借りられるケースが多いです。

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