動画・音声の合計時間を10進時間で出す方法:YouTube・Podcast・講師業の実践
プレイリスト・エピソード・講師の録画時間を集計し、給与計算や請求書に使える10進時間で出す手順。
合計時間集計の3つの方法
動画や音声の合計時間を出すには、大きく分けて3つの方法があります。用途と精度に応じて選び分けてください。
- ・① プラットフォーム組込機能:YouTubeプレイリスト・Apple Podcast・Spotifyなどは「総再生時間」が自動表示。
- ・長所:手間ゼロ、正確。
- ・短所:プラットフォーム内の動画/音声しか集計できない。複数サービス横断は不可。
- ・② 専用ツール:手軽屋の時間の足し算ツールで複数行入力。
- ・長所:プラットフォームを横断、10進時間も同時表示。
- ・短所:時間を1本ずつ手入力する必要がある。
- ・③ 手動集計:電卓で時分秒を計算。
- ・長所:本数が少なければ十分。
- ・短所:60進法の計算が複雑、ミスが出やすい。
YouTubeプレイリストの合計時間
YouTubeプレイリストは自動で「総再生時間」を表示します。ただし表示形式に注意が必要です。
- ・確認方法:プレイリストページ上部に「●本・〇時間〇分」と表示。
- ・限定公開・非公開動画:自分のチャンネルなら集計に含まれる。他人の限定公開は除外。
- ・削除済み動画:プレイリストに残っていても再生時間からは除外される。
- ・10進時間への変換:「45時間30分」を給与換算なら45.5時間と入力。
- ・講座販売:UdemyやTeachableに動画講座を出す際の総時間表示に。
- ・視聴者への告知:「全●時間の動画講座」とランディングページに記載する根拠に。
- ・累計視聴時間:YouTube Studio→アナリティクスの「総再生時間」と混同しないこと。これは視聴者の延べ時間。
Podcast/音声配信の合計
Podcast配信者・音声配信者は、月間/年間の合計配信時間を把握しておくと振り返りや実績アピールに使えます。
- ・Spotify for Podcasters:エピソード一覧の合計尺を自動集計。
- ・Apple Podcasts Connect:エピソード一覧は表示されるが合計は手動集計が必要。
- ・RSS配信:独自RSSの場合は手軽屋ツールで集計。
- ・月間合計:「今月は●時間配信した」を記録。配信頻度と尺のバランス確認。
- ・年間合計:「年●時間の音声を制作した」を実績として公開。スポンサー獲得時のアピールに。
- ・配信本数 × 平均尺:合計÷本数で平均尺がわかる。リスナーの離脱データと組み合わせて最適化。
- ・有料音声講座:Voicy・stand.fmの有料配信総時間を会員向け案内に。
講師業・教育業での時間集計
オンライン講師・コーチ・トレーナーなど時間単価で仕事する人は、月間レッスン時間の集計が請求の基礎になります。
- ・レッスン記録:1コマあたりの時間(30分・50分・60分など)を1行ずつ入力。
- ・月間集計:時間の足し算ツールで合計。「●時間×時給」で請求額算出。
- ・10進時間で請求:「23時間30分=23.5時間×4,000円=94,000円」のような形式が請求書では一般的。
- ・準備時間も計上:教材作成・打合せ時間も請求対象なら別行で加算。
- ・キャンセル時間の差し引き:直前キャンセルで請求しない場合は−の行で引く。
- ・英会話講師:DMM英会話・レアジョブの講師は月間レッスン本数×25分で集計。
- ・家庭教師:複数生徒・複数科目の合計時間。生徒別に分けて記録。
- ・セミナー講師:講義3時間+質疑1時間=4時間で1セッション、年間合計を実績として公開。
字幕・ナレーション・音声制作の時間管理
動画・音声制作の発注では「総尺」「総文字数」が見積もりの基礎になります。時間集計を発注書に活用しましょう。
- ・字幕作成発注:素材動画の総尺で見積もり(分単価が一般的)。
- ・ナレーション発注:原稿読み上げ時間で発注。3000文字=約10分の目安。
- ・声優収録:複数キャラ×台詞数で総尺見積もり。スタジオ拘束時間=収録時間×1.5〜2倍。
- ・翻訳・ローカライズ:原音総尺×言語別翻訳単価。
- ・映像編集:素材総尺の3〜5倍が編集工数の目安(仕上げの精度による)。
- ・BGM・SE制作:完成尺×音楽単価。1分●円が相場。
- ・マスタリング:完成音源の総尺で見積もり。
- ・ラジオ番組:1本25分×週1×52週=年間合計時間を放送実績として公開。