日本の証明写真3規格まとめ
パスポート・マイナンバーカード・運転免許の寸法・顔位置・撮影条件を一次情報から比較
2026年6月16日 一次情報確認済み(外務省/J-LIS/警視庁)
パスポート申請・マイナンバーカード申請・運転免許更新で必要な証明写真は、それぞれ寸法と撮影条件が違います。「一度撮ったから使い回せる」と思って提出すると、規格違反で受理されないこともあります。本記事では、外務省・J-LIS(地方公共団体情報システム機構)・警視庁の公式情報を基に、3規格の違いと共通点・自由トリミングでの揃え方を整理します。
本記事の情報は2026年6月16日時点のものです。各機関の判断で変更されることがあるため、申請前には必ず最新の公式情報をご確認ください。
3規格の比較表
| 項目 | パスポート | マイナンバーカード | 運転免許証 |
|---|---|---|---|
| 寸法 | 縦4.5×横3.5cm | 縦4.5×横3.5cm | 縦3×横2.4cm |
| 比率(近似) | 9:7(3:4寄り) | 9:7(3:4寄り) | 5:4 |
| 顔の縦寸法 | 32〜36mm(ICAO勧告ベース) | 34±2mm | 明確な数値規定なし(上三分身) |
| 頭頂から上端 | 余白あり | 4±2mm | 3mm程度 |
| 撮影時期 | 申請前6か月以内 | 申請前6か月以内 | 申請前6か月以内 |
| 服装 | 無帽(宗教・医療を除く) | 無帽(宗教・医療を除く) | 無帽(宗教・医療を除く) |
| 背景 | 無地・影なし | 無地・影なし | 無地・影なし |
| 向き | 正面(顔認証対応) | 正面 | 正面・上三分身 |
| 根拠(一次情報) | 外務省「IC旅券用写真規格」ICAO Doc 9303 | J-LIS マイナンバーカード顔写真規格 | 警視庁「申請用写真及び持参写真のご案内」道路交通法施行規則 |
① パスポート(外務省)
日本のパスポートはICチップに顔画像を格納しており、国際的な顔認証システムで本人確認に使われます。そのため、写真は国際民間航空機関(ICAO)の勧告(ICAO Doc 9303)に沿った規格になっています。
寸法は縦4.5×横3.5cm。顔の縦寸法は32〜36mm程度が目安です。両目がはっきり開いていて、顔に影がないこと、無帽(宗教・医療上の理由は例外)、正面、無背景が必須条件。写真には縁取り(フチ)を入れず、デジタル加工で目を大きく見せるなどの修正は不可です。
申請には電子申請も可能(マイナンバーカードを使ったオンライン申請)。電子申請の場合はスマホで撮影した写真を規格通りにトリミングしてアップロードします。本ツール「画像トリミング」の「自由トリミング」で頭頂と顎の位置を慎重に合わせてください。
② マイナンバーカード(J-LIS)
マイナンバーカード(個人番号カード)の顔写真は、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)が規格を定めています。
郵送申請の場合は縦4.5×横3.5cm。顔の縦寸法は34±2mm、頭の頂点から写真の上端まで4±2mm。写真両端から顔の中心までの横寸法は17±2mm。カードに印刷される際は縦2.75×横2.20cmに縮小されて貼り付けられます。
オンライン申請の場合は、JPEG形式・RGBカラー・20KB〜7MB・480×480〜6000×6000ピクセルの範囲で受け付けています。スマホで撮った写真をそのまま使えますが、画素数が大きすぎる場合は事前に画像リサイズで縮小、容量が大きい場合は画像圧縮で軽くしておくとアップロード時のエラーが減ります。
③ 運転免許証(警視庁/道路交通法施行規則)
運転免許証用の証明写真は道路交通法施行規則で定められています。警視庁の公式案内「申請用写真及び持参写真のご案内」によると、寸法は縦3×横2.4cm(パスポート・マイナンバーカードより一回り小さい)。比率は5:4で、3:4近似の他2規格とは違います。
撮影条件は申請前6か月以内・無帽・正面・上三分身・無背景。頭頂から写真上端まで3mm程度の余白を確保するのが目安です。背景は壁から離れて影が出ないように撮影してください。
なお、国外運転免許証(国際免許)の場合は縦4.5×横3.5cm(パスポートと同じ寸法)になります。海外渡航時に必要な方は寸法を間違えないようご注意ください。
3規格に共通する条件
- 申請前6か月以内に撮影:古い写真は使えません。本人確認のための写真なので、現在の容姿と一致している必要があります。
- 無帽:宗教上・医療上の理由がある場合のみ例外。マスクは原則不可(医療上必要な場合は要事前相談)。
- 無背景:白・薄いブルー・薄いグレーなどの無地が一般的。模様や柄、人物・物が写り込んでいるものは不可。
- 影がない:顔・背景ともに影が出ないように撮影。背景の壁から1m以上離れると影が出にくくなります。
- 正面・無表情に近い:顔は正面、口は閉じて軽く微笑む程度。歯を見せる笑顔・横顔・斜めは不可。
- 目元がはっきり:前髪が目にかからない、眼鏡のフレームが目にかからない、目を瞑っていない、視線は正面。
自由トリミングで規格に近づける手順
本ツール「画像トリミング」は比率ベースで切り抜くため、cm単位の正確な寸法決め打ちはできません。しかし、自由トリミングで頭頂・顎・顔の中心を意識して切り抜けば、印刷時のサイズ調整で規格寸法に揃えられます。
- スマホ・カメラで明るい場所で正面・無背景で撮影。
- 本ツール画面で写真を開き、「自由」トリミングを選択。
- プレビューで頭頂から少し上に余白を残し、顎から少し下まで含む範囲をドラッグで指定。
- 左右は顔の幅が枠の中央2/3に収まるように調整。
- 比率を「縦 3:4」に切り替えると、パスポート・マイナンバーカード(9:7≒4:3)に近い縦長で揃えられます。
- 「PNG」で保存(無劣化)。証明写真機・写真館サイトに渡す場合はその指示通りの形式で。
注意:本ツールは目安です。最終的な寸法・印刷品質は申請先の判断によるため、必ず試し焼きで確認してから本申請してください。