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米1合の正体は180mL|炊く前150g・炊いた後330gの理由

米の「合」は体積の単位で、1合=180mL(日本の旧来の計量単位)です。 重さは炊く前で約150g、炊飯後は約330gと、状態で大きく変わります。

1. 「合」は体積の単位だった

現代の計量法でも、「合」は体積(容積)の単位として認められた経緯があります。1合=180mL(10合=1升=1800mL、10升=1斗=18L)の体系で、米だけでなく酒・しょうゆなど液体にも使われていました。

炊飯器に付属する「米用計量カップ」も中身は同じで、すり切り1杯=180mL=1合になります。市販のキッチン用計量カップ(200mL)とは別物で、入れ替えると毎回20mLぶん多くなってしまうため要注意です。

2. 炊く前のお米は約150g

うるち米(白米)の見かけ密度は約0.83g/mLで、1合(180mL)の質量はおよそ150gが目安です。銘柄・粒の大きさ・乾燥度合いによって145g〜155gの範囲で前後します。

洗米中に水を吸うとさらに重くなりますが、これは炊飯前の「目方」としてはカウントしません。スーパーで売られている「5kg」「10kg」はあくまで乾燥状態の重量です。

3. 炊いた後は約330g(2.2倍に膨らむ)

白米1合(生150g)を標準の水加減(200mL前後)で炊くと、炊飯後の重量は約330g(茶碗約2杯ぶん)になります。生重量比でおよそ2.2倍の膨張で、これは米のデンプンが水分を吸って糊化(α化)するためです。

一般的な茶碗1杯(軽め)は約150g、コンビニのおにぎり1個は約110g、ラーメンの「替え玉」を米飯に換算するなら茶碗1杯強です。「1合炊いたら何人前?」の目安は2人前と覚えると安全です。

4. 水加減との対応

基本の水加減は米1合(180mL)に対して水200mL(カップ1)です。炊飯器の内釜の目盛は1合・2合の位置に水位線が引かれており、米の体積+水の体積=合数の水位までと覚えるとシンプルです。

5. 「米屋の升」と炊飯器カップが一致する理由

昔ながらの「米屋の升」は1升枡で、外形が立方体になるよう設計されています。1升=1800mLは10合分で、内寸が約12cm四方の升にすり切ると、ちょうど1.8L入る計算です。

現代の炊飯器付属カップも同じ「合」基準で作られているため、米の量り方は明治時代から本質的に変わっていません。家庭料理レシピで「米2合」と書かれていたら、付属カップ2杯(360mL)と読み替えれば確実です。

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