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還暦・古希・米寿の贈り物相場:家族/親族/取引先で何を選ぶか

所要時間:約8分

結論 — 関係性で1万円〜10万円の幅

賀寿の贈り物の予算は関係性で大きく分かれます。子や孫からの贈り物なら1〜5万円が中心、親族(兄弟姉妹・甥姪)からは5千〜2万円、取引先・お世話になった方からは3千〜1万円が一般的な目安です。

「金額より気持ち」が大原則ですが、相場を知っておくと「安すぎて失礼」「高すぎて気を遣わせる」のどちらも避けられます。

関係性別・予算の目安

関係性予算目安中心価格帯
子供から両親1〜10万円3〜5万円
孫から祖父母5千〜3万円1〜2万円
兄弟姉妹5千〜2万円1万円
甥姪・親戚5千〜1万円5千〜1万円
友人・知人3千〜1万円5千円
取引先・会社関係3千〜1万円5千〜1万円

※兄弟姉妹で連名・分担して両親に贈る場合は1人2〜3万円ずつで合計10万円前後にすることも多いです。

人気の贈り物ジャンル別ガイド

① 名入れ・記念品(1〜3万円)

名入れ酒(日本酒・焼酎・ワイン)はラベルに名前と祝い文言(「祝還暦」「祝米寿」など)を入れた特別感が人気。テーマカラー(還暦=赤いラベル、米寿=金のラベルなど)を選べる店も多い。記念品としては名入れタンブラー・名入れ箸・名入れ手ぬぐいも定番。

② 衣類・ファッション(1〜3万円)

還暦の赤いちゃんちゃんこは今も根強い人気(本格セット5千〜2万円)。最近は赤いセーター・赤いマフラー・赤いネクタイ・赤いスカーフなど普段使いできるものに置き換える家庭が増加。古希・喜寿は紫のひざ掛け、傘寿・米寿は金茶のストールなど。

③ 花束・プリザーブドフラワー(3千〜2万円)

テーマカラーに合わせた花束(還暦=赤バラ60本/古希=紫のカトレア/米寿=黄色のひまわり)が定番。長持ちさせたいならプリザーブドフラワーハーバリウムが人気。生花が苦手な方には造花のフォトフレームも。

④ 体験・旅行ギフト(3〜10万円)

温泉旅行・カタログギフト・食事券は「思い出に残る」と人気。子供たちが連名で出すケースが多い。長距離移動が難しい方には近場の高級旅館・料亭・記念写真撮影が選ばれる。コロナ以降はオンライン家族会食キットも登場。

⑤ 実用品(5千〜2万円)

マッサージ機・電気毛布・座椅子・歩行補助具・スマホ・タブレットなど、日常生活で役立つもの。「お祝い感」が薄まりがちなので、テーマカラーのラッピングや記念カードを添えるとよい。

⑥ 写真・記念アルバム(1〜5万円)

家族写真撮影+フォトブックは「形に残る」と非常に喜ばれる定番。スタジオでのプロ撮影(家族全員参加)が3〜5万円、自宅で撮ってフォトブックを作るだけなら5千〜1万円で実現可能。

のし紙と表書き — 賀寿ごとに違う

長寿祝いのギフトにはのし紙を必ずかけます。水引は紅白蝶結びまたは金銀蝶結び、表書きは賀寿ごとに以下のように使い分けます。

  • 還暦(61歳):祝還暦/賀寿/寿
  • 古希(70歳):祝古希/寿福
  • 喜寿(77歳):祝喜寿/賀寿
  • 傘寿(80歳):祝傘寿/賀寿
  • 米寿(88歳):祝米寿/寿米
  • 卒寿(90歳):祝卒寿/賀寿
  • 白寿(99歳):祝白寿/賀寿
  • 百寿(100歳):祝百寿/寿百

迷ったら「寿」一文字、または「賀寿」と書けば全ての賀寿に共通で使えます。「のし紙の作成・印刷」ツールから賀寿用ののしを作って印刷できます。

贈るタイミング — いつ渡すのが正解?

贈り物を渡すタイミングは家族会食の場で直接手渡しが一番喜ばれます。日取りの選び方は以下の3パターンがあります。

  1. ご本人の誕生日当日または近い週末。最も自然なタイミング。
  2. 敬老の日(9月第3月曜日)。2026年は9月21日、2027年は9月20日。複数の賀寿対象者を一度に祝うのに便利。
  3. お盆・お正月・GWの家族集合。遠方の親族も集まりやすい。

遠方に住んでいて直接会えない場合は、贈り物を先に郵送し、お祝い当日に電話・ビデオ通話でお祝いの気持ちを伝えるのが定番。

避けたほうがいいもの — 注意点

長寿祝いの贈り物として避けたほうがよいとされるものもあります。

  • 「老」を連想させるもの:老眼鏡・補聴器・つえ・座椅子は「年寄り扱い」と取られることも。本人から「欲しい」と言われた場合のみ。
  • 櫛(くし):「苦」「死」を連想する語呂合わせで縁起が悪いとされる。
  • 日本茶・お茶:弔事のイメージが強い(地域差あり)。
  • ハンカチ:「手巾=手切れ」で別れを連想(最近は気にしない家庭も)。
  • 刃物:「縁を切る」を連想。包丁・ハサミは避ける。
  • 下着・肌着:「下にしか着られない=下に見られる」で目上の方には不向き。

ただしこれらは「気にする家庭・気にしない家庭」が分かれます。本人や近い家族が気にしない人なら、神経質になりすぎる必要はありません。

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