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履歴書の和暦書き方完全ガイド ─ 平成31年/令和元年問題から西暦併記マナーまで

改元の年(2019年)に生まれた・卒業した人が、履歴書に「平成31年」と「令和元年」のどちらを書くべきか。 書類の日付ごとの正解、JIS規格様式と厚労省様式の違い、職務経歴書での西暦統一が推奨される理由を、人事担当の視点で整理しました。

✅ 2026年6月21日 一次情報確認済み

この記事でわかること

結論:書類に書く「日付」に合わせる

履歴書の生年月日や学歴・職歴の欄に書く元号は、その出来事が起きた日に対応する元号を使います。 2019年4月30日までに起きたことなら「平成31年」、5月1日以降なら「令和元年」が正式。 5月生まれの方は「令和元年5月◯日」、4月卒業の方は「平成31年3月卒業」が原則です。

参議院法制局のコラムでも、改元のみを理由とする法令改正は不要と整理されており、 書類に「平成31年5月10日」のような事実上ありえない日付(改元後)が書かれていても、 解釈上「令和元年5月10日」と読み替えられて無効にはなりません。 ただし人事担当が違和感を持つので、正しい表記に直しておくのがマナーです。

ケース別:どちらを書くか

① 2019年4月30日までに生まれた人

「平成31年◯月◯日」と書きます。役所の出生届も平成31年で受理されています。

② 2019年5月1日以降に生まれた人

「令和元年◯月◯日」と書きます。「令和1年」表記でも誤りではありませんが、慣例として「元年」が正式です。

③ 2019年3月卒業

「平成31年3月 ◯◯大学卒業」。卒業証明書も平成31年で発行されています。

④ 2019年4月入社

「平成31年4月 株式会社◯◯ 入社」。4月1日入社は平成31年。

⑤ 2019年5月以降の入社・転職

「令和元年◯月 株式会社◯◯ 入社」。5月以降は令和元年で記載。

⑥ 履歴書を書く今日の日付

2026年6月なら「令和8年6月◯日」。記入年月日も和暦統一が原則です。

JIS規格様式と厚労省様式の違い

履歴書の様式は長年「JIS Z 8303」をベースにした市販履歴書が標準でしたが、JIS Z 8303は2020年に廃止され、現在は厚生労働省が公表する「新たな履歴書の様式例」(令和3年4月)が事実上の標準です。 市販の履歴書には今もJIS規格を踏襲したものが残っていますが、性別欄を任意記載に変更するなど厚労省様式に合わせる動きが進んでいます。

どちらの様式でも生年月日・学歴・職歴は和暦記載が前提です(西暦欄が別途設けられているものもあります)。 採用側から「西暦で統一してください」と指定がない限り、和暦で書くのが無難です。

職務経歴書は西暦統一が推奨される

履歴書と違い、職務経歴書は西暦表記が一般的です。 理由は経年計算がしやすく、人事システムへの登録時に和暦変換ミスが起きにくいから。 外資系や上場企業ほど西暦統一を求める傾向があり、特にIT・コンサル業界では西暦が事実上の標準です。

ただし履歴書を和暦・職務経歴書を西暦で書くと、人事担当が両方を見比べた時に整合性チェックが必要になります。 応募先の指定がなければ「履歴書も職務経歴書も西暦で統一」「両方とも和暦で統一」のどちらかにそろえるのがおすすめです。

よくある誤字・落とし穴

よくある質問

Q. 「令和」を「R」と略してもいい?

A. 履歴書では避けてください。「R6.6.21」のような略記は社内メモ用です。正式書類は「令和6年6月21日」と漢字で書きます。

Q. パートタイマー向け履歴書も和暦?

A. はい、和暦が標準です。応募先がスーパーやコンビニなど大手チェーンの場合、和暦・西暦どちらでも受理されます。

Q. 履歴書の年月日に「ふりがな」は要る?

A. 不要です。生年月日欄は数字とプルダウン式が一般的で、ふりがなは氏名欄のみ。

Q. 手書きの履歴書とWord履歴書、どちらが評価される?

A. 採用側の評価には差はありません。応募先が「自筆」を指定していなければWordで問題なし。和暦変換は本ツール推奨。

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この記事の位置づけ

本記事は人事採用の一般的な慣例をまとめたものであり、特定企業の選考基準を保証するものではありません。 応募先の指定(西暦統一・押印必須など)があれば、その指示を優先してください。 法的な書類(婚姻届・公正証書など)の元号表記は、本記事ではなく市区町村・公証役場の指示に従ってください。