読書感想文の4部構成テンプレ|書き出し・あらすじ・体験・終わり方
書き出し→あらすじ→自分の体験との比較→これからの順で埋めるだけ(2026年6月時点)
読書感想文がまとまらない一番の原因は、書く順番が決まっていないことです。 「書き出し→あらすじ→自分の体験との比較→これから」の4ブロックに分けて、それぞれ何を書くかを先に決めると、字数も自然に揃います。本記事はその4部構成の書き方をまとめました。下書きは「読書感想文メモシート」を使うと効率的です。
1. 4部構成の字数配分の目安
| ブロック | 割合 | 800字なら | 1200字なら |
|---|---|---|---|
| ①書き出し | 10〜15% | 80〜120字 | 120〜180字 |
| ②あらすじ | 20〜30% | 160〜240字 | 240〜360字 |
| ③自分の体験との比較 | 40〜50% | 320〜400字 | 480〜600字 |
| ④これから | 10〜20% | 80〜160字 | 120〜240字 |
※「自分の体験」に半分前後を割くのが審査で評価されやすい配分です。あらすじだけで終わらないこと。
2. 書き出しの5パターン
- 選んだ理由から:「私がこの本を選んだのは、表紙の○○に目がとまったからだ。」
- 印象的なセリフから:「『○○○』──この本の中でいちばん心に残ったのは、このセリフだ。」
- 疑問・問いかけから:「あなたなら○○のとき、どうしますか?」
- 自分の経験から:「去年の夏、私も主人公と同じように○○した経験がある。」
- 本の紹介から:「この本は○○が○○する物語だ。一見すると○○だが、読み終えてみると…」
※「私はこの本を読みました」「あらすじを書きます」のような説明的な書き出しは避けましょう。
3. あらすじは「核となる場面1つ」だけ
あらすじを長く書くと、本の紹介に終わってしまいます。自分が心を動かされた場面1つだけを取り上げて、その前後の流れを簡潔に書くのがコツです。
- 「主人公の○○は○○だった。ところが○○の出来事で○○することになる」
- 「物語の中盤、○○が○○と出会う場面がある。そこで○○は…」
- 「最後に○○が○○の選択をしたとき、私は息をのんだ」
4. 自分の体験を引き出す質問
読書感想文の中心は「本と自分の経験を結ぶ」パートです。以下の質問で自分の体験を掘り起こしましょう。
- 登場人物と同じような経験はあった?
- 自分なら同じ選択をする?違う選択をする?それはなぜ?
- 登場人物の気持ちを、今までで一番感じたのはいつ?
- 家族・友達の誰かに似ている登場人物はいる?
- この本の中で「自分には絶対できない」と思った場面はある?
- もし自分が登場人物だったら、何が一番こわい/うれしい?
5. 終わり方の3パターン
- これからの行動を宣言:「私もこれから○○を始めようと思う」
- 本のテーマを自分の言葉で言い換える:「この本が教えてくれたのは、○○ということだと思う」
- 身近な人へのメッセージ:「この本を、いつもがんばっている○○に読んでほしい」
※「楽しかったです」「おもしろかったです」だけで終わらないこと。具体的な行動・テーマ・誰かを必ず一つ入れる。
6. 4部構成のサンプル(800字想定)
【書き出し】(約100字) 私がこの本を選んだのは、表紙の犬の絵に目がとまったからだ。 私の家にも同じ色の犬がいて、何か通じるものを感じた。 【あらすじ】(約200字) 物語は、○○という少年と一匹の犬の出会いから始まる。 中盤、犬が病気になる場面で○○は大きな選択を迫られる。 ○○の選んだ道は、私には思いつかないものだった。 【自分の体験との比較】(約400字) 私にも、家族の一員のように大切にしているペットがいる。 もし○○と同じ立場に立ったら、私は同じ選択ができるだろうか。 正直、できる自信はない。だからこそ、○○の決断が胸に残った。 学校で「やさしい人になりなさい」と言われたとき、 私は「やさしさ」とは何だろうとずっと考えてきた。 この本を読んで、やさしさとは○○することだと、初めてわかった気がした。 【これから】(約100字) ○○のように、誰かのために動ける人になりたい。 そのために、私もまず家のペットの世話を、もっと丁寧にしようと思う。