手軽屋
ツール一覧

AIプロンプト分割の作法|Claude/ChatGPTに長文を渡す

長文の議事録・ログ・資料をAIに分割入力するときの実務ノウハウ。文脈ヘッダー、分割サイズ、トークン換算、ファイル添付との使い分けを整理。

1. なぜ分割が必要になるのか

Claude・ChatGPT・GeminiなどのチャットUIには、入力欄の表示上限(数千〜数万字)と、モデルのコンテキストウィンドウ上限(数万〜数百万トークン)の2つの制約があります。長文を1回で貼り付けようとすると、まず入力欄の表示上限で止まることが多いです。

UIが自動でファイル化してくれる場合もありますが、議事録のように段落ごとに質問したい場合は、本ツールで意図した位置で分割してから貼り付けるほうが対話の流れが作りやすいです。

2. 文脈ヘッダーの書き方

長文を複数メッセージに分けて投入するとき、各パートの冒頭に「文脈ヘッダー」を付けるとAIが連続性を理解しやすくなります。

このヘッダーがあると、AIが途中で勝手に分析を始めて文脈を断片化することを防げます。本ツールの連番(1/3形式)と組み合わせると、ヘッダー自動付与が可能です。

3. トークンと文字数の換算

AIモデルの内部処理単位は「トークン」で、文字数とは異なります。おおよその換算は次の通りです(モデルにより前後する)。

日本語の長文を分割するとき、4,000字で約2,000〜4,000トークン、8,000字で4,000〜8,000トークン。Claude Opus 4.7(1M context)なら100万トークン入るので、分割せずファイル添付するほうが効率的なケースもあります。チャット内で段落ごとの会話を作りたい場合だけ分割を使う、というのが現実的な使い分けです。

4. 分割サイズの目安

AIプロンプト分割では、SNSのようなギリギリの上限ではなく、AIが処理しやすいサイズで分割するのが推奨です。

議事録など対話ログを分析させる場合は4,000〜8,000字、契約書ドラフトや報告書のレビューは8,000〜20,000字で分割するとAIの応答品質が安定します。

5. ファイル添付 vs 分割入力

大容量の長文は、UIのファイル添付機能を使うほうが手早い場合もあります。使い分けの目安です。

ファイル添付した内容はAIから「ファイル全体」として参照され、分割入力したテキストは「会話履歴」として保持されます。後者のほうが「前のパートで言ったAについて、Bと矛盾してないか確認して」のような対話に向きます。

6. 関連ツール・記事

長文を文字数で分割ツールを使う