Nike・adidas・New Balanceのサイズ感の違い:ブランド別ラスト(木型)と海外通販の選び方
サイズ表で「US9」と書いてあっても、ブランド・モデルで実寸は0.5〜1.0cm違います。ラスト(靴型)の違いを理解して、半サイズの判断を確実にします。
ラスト(靴型)が変わる仕組み
ラストとは靴を作るときの「木型」のことで、ブランドごとに独自設計されています。同じUS9でも、ラスト次第で実寸が0.5〜1.0cm変わります。
- ・ラスト=靴の内寸の元:足長だけでなく横幅・甲高・つま先形状を決める
- ・ブランドの個性:Nikeはアスリート向けに細長、adidasは標準、New Balanceは幅広め
- ・同じブランドでもモデルで違う:例えばNikeでもAir Jordan 1とAir Max 90は別ラスト
- ・製造工場でも差:同じモデルでも生産国・工場でわずかな差が出る
- ・新品と慣らし後:履き込むほど0.3〜0.5cm伸びる。革靴ほど顕著
- ・「サイズ表は目安」の正体:US9と書いてあっても、ブランドが想定する平均的な足型に合わせた値という意味
主要ブランドのサイズ感
海外通販レビューやSNSで集約された各ブランドのサイズ感(runs small/large)の評価です。「いつものサイズ」基準で考えます。
- ・Nike:runs slightly small(やや小さめ)。横幅も細め。+0.5cmが推奨されやすい
- ・adidas:true to size(標準)。スタンスミス等は普段サイズでOK
- ・New Balance:true to size(標準)。幅広モデル(D・2E・4E)が充実
- ・PUMA:runs small。+0.5cm推奨が多い
- ・ASICS:標準〜やや大きめ。日本ブランドなのでJIS基準に近い
- ・Vans:runs large(大きめ)。−0.5cmが定番アドバイス
- ・Converse(チャックテイラー):runs large。日本では−1.0cm推奨も多い
- ・REEBOK:true to size〜やや大きめ
- ・ON Cloud:true to size(標準)
- ・HOKA:true to size、幅広モデルあり
ロングセラーモデルのサイズ感詳細
海外通販で人気のロングセラーモデルは、レビュー件数が多い分、サイズ感の評価が安定しています。
- ・Nike Air Force 1:runs slightly large。普段のサイズより−0.5cm選ぶ人が多い
- ・Nike Air Max 90/95:true to size。普段のサイズでOK
- ・Nike Dunk Low:runs slightly small。+0.5cm推奨
- ・Air Jordan 1:runs slightly large、特に幅広。−0.5cm推奨
- ・adidas Stan Smith:true to size。普段サイズで安心
- ・adidas Samba:runs large。−0.5cm〜−1.0cm推奨
- ・New Balance 990v6:true to size。幅広(D・2E)展開充実
- ・New Balance 574:runs small。+0.5cm推奨
- ・Vans Old Skool:runs large。−0.5cm推奨
- ・Converse Chuck Taylor:runs large、つま先狭い。−1.0cm推奨
海外通販で失敗しないチェックリスト
試着できない海外通販で「サイズ違いの返品送料が片道5,000円」を避けるためのチェックリストです。
- ・商品ページの「Internal length」確認:靴の内寸cm/インチ表記があるブランドはこれが最も正確
- ・レビューで「fit」検索:「fit small」「fit large」「true to size」のキーワードで複数件確認
- ・同じブランドの過去履歴:自分が以前同じブランドで買ったサイズと比較するのが最も信頼できる
- ・返品送料を確認:返品無料か、海外発送料込みか。Footlocker.com等は返品無料あり
- ・サイズ交換の可否:海外発送だと交換不可で「返金して再注文」が多い
- ・関税・送料込みの実費を計算:返品時にも関税が二重に発生する可能性
- ・初購入は1足だけ:いきなり複数買うと失敗時の損失が大きい
日本ブランドと海外ブランドの違い
日本人の足は欧米人より幅広・甲高の傾向があり、日本ブランドはこれに合わせた設計、海外ブランドはそうではないため、同じcm表記でも履き心地が大きく違います。
- ・ASICS:日本人足型に合わせた設計、幅広モデル(2E〜4E)が定番
- ・ムーンスター:4E標準。幅広・甲高の方に強み
- ・ミズノ:スポーツ系で日本人足型を採用
- ・Onitsuka Tiger:ASICS系列だが海外向け細身ラスト
- ・海外ブランド全般:D(標準)相当の幅。日本人にはやや細く感じることが多い
- ・結論:幅広・甲高なら日本ブランドか、海外ブランドのWide/2E/4Eを選ぶ