1. 解像度=横×縦のピクセル数
カメラの解像度は「1280×720」のように横と縦のピクセル数で表されます。1280×720=約92万画素、1920×1080=約207万画素、3840×2160=約829万画素。数字が大きいほど細かいディテールまで写りますが、データ量も増えWi-FiやCPU負荷も上がります。「HD」「フルHD」「4K」はそれぞれ720p・1080p・2160pの通称で、家電量販店のWebカメラの箱にもこの表記で並んでいます。
2. 720p(HD・1280×720)で十分なケース
Zoom/Teams/Google Meetの標準画質は内部的に720p前後で運用されています。相手側のディスプレイに大きく映ったとしても、顔の表情・口の動き・髪の毛のディテールまで会議用途には全く問題なく届きます。ノートPC内蔵カメラの大半(2018年以降のモデル)は720pネイティブで、買い増し不要なケースが多数。1080p対応カメラでも会議アプリ側で720pにダウンサンプルされることが普通です。
3. 1080p(フルHD・1920×1080)が活きるケース
カメラ目線で講演する場合・自分の映像を録画して資料として残す場合・YouTube Live配信を併用する場合は1080pの恩恵があります。Logicool C920/C922、Brio 100など2万円以下のUSBカメラで1080p対応モデルが豊富。ただしZoomの「HDを有効にする」をオンにしないと相手には届かない点に注意。Wi-Fiの上り帯域が1.5Mbps以上必要です。
4. 4K(2160p・3840×2160)は基本不要
4K対応Webカメラ(Logicool Brio 4K等)はありますが、Web会議アプリで4K送信に対応しているケースはほぼゼロ。送信時にダウンサンプルされ、せっかくの解像度が活きません。バッテリー消費・CPU負荷・上り帯域が増えるデメリットだけ残るので、Web会議目的なら避けるのが無難。動画コンテンツ撮影・自分用に録画したい用途以外では出番がありません。
5. 今のカメラが何ピクセルで動いているか確認
MDNの仕様によると、MediaStreamTrack.getSettings()で現在の解像度・フレームレート・facingMode(前面/背面)を取得できます。手軽屋のカメラテストは内部でこのAPIを呼び、画面に「1280×720・30fps」のように実数値を表示。これによりカメラの最大性能とブラウザに実際届いている値の差を見抜けます。「カメラは1080p対応のはずなのに720pで動いている」場合は、ブラウザの負荷軽減か他アプリとの競合が原因です。
6. 結論:会議用なら720pで十分・1080pが上限
新規購入なら720pまたは1080pの安価モデル(1万円前後)が現実的。4Kは選んでも会議では宝の持ち腐れになります。むしろカメラ選びで効くのは①画角の広さ(家族と並んで映りたいなら90度以上) ②マイク内蔵か(USBカメラに統合されているとケーブル1本で完結) ③オートフォーカスの有無 の3点。解像度よりこちらに予算配分する方が会議体験は上がります。
手軽屋ツール実践手順
- カメラテストを開く
- 「カメラを開始」を押す
- 「解像度」欄の数値を確認(1280×720など)
- 1280×720以上なら会議用途は問題なし
- fps(フレームレート)が30以上か確認
- 必要なら別のカメラに切替(USB外付け等)