新NISA満額:月10万円つみたて投資枠を15年続けたらいくらになるか
新NISAのつみたて投資枠は年120万円(月10万円)が上限。これを15年フルに使うと元本ちょうど1800万円で生涯非課税枠を埋めきります。15年後に資産はいくらになるか、年率別に試算しました。
新NISAの非課税枠と「埋めきりプラン」
2024年から始まった新NISAでは、つみたて投資枠が年120万円・成長投資枠が年240万円・合計年360万円まで非課税で投資できます。さらに非課税保有限度額(生涯トータル)は1800万円、非課税期間は無期限化・制度恒久化されました(金融庁NISA特設ウェブサイト)。
つみたて投資枠だけで生涯1800万円を埋めるには、月10万円×12か月×15年 = 1800万円ちょうど。「最短15年でつみたて投資枠を埋めきる」というプランが、新NISA活用の代表シナリオの一つです。
月10万円×15年で到達する金額
月複利・期末積立で計算した、15年後の最終資産額です。
| 想定利回り | 元本 | 最終資産 | 運用益 |
|---|---|---|---|
| 年3% | 1800万円 | 約2272万円 | 約472万円 |
| 年5% | 1800万円 | 約2674万円 | 約874万円 |
| 年7% | 1800万円 | 約3170万円 | 約1370万円 |
F = M × ((1+r/12)^180 − 1) / (r/12) による試算。
15年後も非課税で持ち続けたら?
新NISAは非課税保有期間が無期限化されているため、15年で1800万円の枠を使い切ったあとも、保有を続ければ運用益はずっと非課税です。15年で年5%・2674万円に到達した資産をさらに10年・年5%で運用し続けると、約4357万円。20年なら約7098万円まで成長します(追加積立なし)。
課税口座との比較
同じ条件で課税口座(特定口座など)で運用した場合、運用益には約20.315%の税金がかかります。
- ・年5%・15年・月10万円積立 → 運用益 約874万円
- ・課税口座だと税額 約177万円(運用益×20.315%)
- ・新NISAなら全額非課税のため、税額0円
15年で約177万円、20年・30年と長期化するほど非課税効果は大きく膨らみます。
月10万円が厳しい場合の代替案
- ・月5万円・30年:元本1800万円を埋めるのに30年かかるが、運用後の最終額は年5%で約4161万円と非課税メリットを取り切れる
- ・月3万円・15年+増額:最初は無理せず、収入アップ後に月10万円へ引き上げ
- ・iDeCoとの併用:iDeCoは所得控除(年最大27.6万円分)が使えるため、税効率を上げて間接的に積立余力を増やす
自分の積立額と期間で最終資産を出したい場合は、積立・複利計算ツールで具体的な数値を入れて確認してください。