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夏の熱中症と水分補給:WBGT別の追加目安と塩分のタイミング

1日2Lの目安は「通常気候」での話。 夏のWBGTが高い日には、それでは追いつかなくなります。 環境省の基準ごとに、追加で飲むべき量と塩分のタイミングを整理します。

WBGTとは何か(暑さ指数)

WBGT(湿球黒球温度)は、気温・湿度・輻射熱を1つにまとめた熱中症リスクの指標です。 環境省の熱中症予防情報サイトで全国・地点別に予測値と実況値が公開されています。

WBGT別の追加水分目安

本ツールで出た「飲み物の目安」を1.0倍とした場合、 夏の屋外活動を想定する日には次のような追加が必要です。

ただし飲み物だけを増やせばよいのではなく、 一緒に塩分補給と休憩を取らないと、かえって低ナトリウム血症のリスクが上がります。

汗をかいたら塩分も一緒に

汗には水だけでなくナトリウム(塩分)が含まれます。 大量に汗をかいたあと水だけを大量に飲むと、体内のナトリウム濃度が下がり、 かえって筋肉のけいれん・倦怠感・意識障害につながることがあります。

現場の感覚としては、シャツが汗で重くなるレベルなら塩分必須、 と覚えておくと判断しやすいです。

経口補水液とスポーツドリンクの使い分け

屋外活動の前後はスポーツドリンク、すでにフラつきや頭痛が出ているなら経口補水液、 というのが基本の使い分けです。

室内熱中症が起きやすいシーン

環境省は近年、熱中症の半数近くが室内で起きていると指摘しています。 特に注意したいのは以下のシーンです。

いずれも「外に出ていないから安心」とは言えない場面です。 室温28℃・湿度70%を超えたらエアコン稼働、就寝前にコップ1杯、起床後にもう1杯。 このパターンを家族で共有しておくと、夏の救急搬送リスクが大きく下がります。

熱中症警戒アラートの活用

環境省は2021年4月から「熱中症警戒アラート」を全国で運用しています。 翌日のWBGT予測値が33以上になる見込みのとき、都道府県単位で発表されます。

スマホアプリや天気予報番組でも告知されるので、夏の朝のチェック習慣にすると効果的です。

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